小説むすび | 柳橋かよい妻

柳橋かよい妻

柳橋かよい妻

この男とならもうどうなっても悔いはない。地獄の果てまで添い遂げて…。腕のいい友禅師に惚れぬき、足を洗って幸せをつかもうとした刹那、芸者かおるの前に現れた悪鬼の正体とは!?-表題作「柳橋かよい妻」をはじめ、市井に生きる妖艶かつしたたかな女たちが織りなす、美しくも哀しい恋の数々。情緒纒綿たるエロチシズムを秘めて、流麗な筆致で綴り上げられた大江戸色絵巻。著者会心の傑作時代小説。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP