小説むすび | みぶろ

みぶろ

みぶろ

風雲急を告げる幕末の京都で、空腹に耐えかねてわけもわからず新選組に入隊した旅芸人の坂本朝太と桂珍平。新選組を変えてやると、人前では決して笑顔を見せぬという副長・土方歳三を笑わそうとする珍平・朝太コンビによる奮闘ぶりをおもしろおかしく描いた「笑わぬ男」をはじめ、柔道の達人・西郷四郎や明治の文豪・夏目漱石と迷コンビの交流を絶妙の筆致で織りなす、笑いあり、涙ありの快作。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP