小説むすび | かぶき奉行

かぶき奉行

かぶき奉行

いつ、いかなる時、何を殺生しようがお咎めを受けるいわれはござらぬ。殺生お構いなし斬り捨て勝手の殺生方に新たな奉行がお目見えした。織部多聞、人呼んで“かぶきの多聞”。徳川の世も三代目にあたり盤石に見えたが、現世を憂える軍学者・由比正雪一党の企みによって、不穏な事件が相次いでいた。多聞もいつしか事件に巻き込まれていく。反骨のかぶき奉行が揮う剛剣ー柳生流兜割りが悪を断つ。

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