小説むすび | 深川小町捕物控

深川小町捕物控

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天下を騒がす贋の二分金。両替商の十文字屋善右衛門にとっても頭の痛いタネだった。「父様、わっちが贋金作りの下手人を見つけてくる」。娘のお駒はその名のとおり、深川でもつとに知られた跳ね駒である。さっそく幼馴染みで下っ引の捨吉をむりやり引っ張りだし、目明しまがいに飛びだしていったが、はてさて…。お江戸一のじゃじゃ馬小町が、八百八町にはびこる贋金を追って駈けまわる、痛快時代活劇。

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