小説むすび | 献残屋秘めた刃

献残屋秘めた刃

献残屋秘めた刃

献残屋を営む箕之助は、好人物で評判の町医者が敵持ちで市井に潜む身の上であることを知る。そして、町医者の身辺を窺う浪人風体が、押込みと辻斬りの犯人でもあることをつきとめる。箕之助は、用心棒日向寅治郎らとその浪人を始末し、老町医者の過去を消そうと奔走する(「秘めた刃」)。また、商家で先妻が後妻に“うわなり打ち”を仕掛ける事件が発生、そこに謀の疑いを持った箕之助たちがみごとに非道を暴く(「女騒動」)など、好評シリーズ第5弾。

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