小説むすび | アドニスに摘まれた薔薇

アドニスに摘まれた薔薇

アドニスに摘まれた薔薇

父の訃報に、傷心を抱えサントリーニ島へと赴いたアテナ。カフェで荷物を盗まれかけたところを、ハンサムな男性アレクシオスに助けられ、ディナーをともにすることになった。ギリシア億万長者の彼の瀟洒な邸宅へ招かれ、美しい夕陽を眺めながら、アテナはまたたく間に彼の虜になり結ばれた。夜ごと愛される至上の悦びに、彼女は溺れた。やがて愛を告げたことで、まさか彼が急に冷淡になるとは夢にも思わず。-どうしよう?赤ちゃんができたなんて彼に言えない。アテナは黙って彼の前から姿を消すほかなく…。

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