小説むすび | 奇跡のロマンス

奇跡のロマンス

奇跡のロマンス

サラは友人が勤める会社のパーティで、冷徹なビジネスマンと悪名高い社長、ジャスティンと出会った。ゴージャスな彼と、地味で冴えないサラ。正反対の二人はたちまち熱い恋におちたが、幸せは長くは続かなかった。彼はサラが身ごもると、残酷に追い払ったのだ。傷つき故郷へ帰ったサラは赤ん坊とひっそり暮らす道を選んだ。2年後、サラの雑貨店にジャスティンが現れる。事故で2年間の記憶を失い、たまたまこの村を旅行で訪れたーそう話す彼の虚ろな瞳を見て、サラは瞬時に悟った。私のことを…覚えていないのね?

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP