小説むすび | 小さな天使を隠した罰

小さな天使を隠した罰

小さな天使を隠した罰

初めて会った日からずっと、天才外科医マックスに憧れてきたエヴィ。彼が1年間の海外任務に赴く直前に想いが通じ、結ばれた。マックスの出発後、妊娠したことがわかると同時に持病が悪化し、エヴィは闘病をつづけながら命がけで女の子を産んだ。だが体調が急激に悪くなり、とうとう手術を受けることに。そんなときマックスが帰ってきたが、娘の存在を告げられずにいた。彼の両親に、息子の仕事に差し障ると、口止めされているから…。けれども、手術の前に弱気になったエヴィは彼の励ましに胸を打たれ、ついに娘のことを打ち明けたーすると、マックスは豹変し、エヴィをなじった。「きみはわざと妊娠し、ぼくを罠にかけたのか?」

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