小説むすび | 恋のアムステルダム

恋のアムステルダム

恋のアムステルダム

半年前にロンドンへ出てきて、大企業に勤めているアイヴォリー。ある日、オランダにいる社長の指示で、大至急資料をそろえたが、担当秘書のパスポートの有効期限が切れていたため、急遽、アイヴォリーが代わりに書類を届けにアムステルダムへ飛んだ。夜遅くに指定のホテルに着いたときには疲れきっていて、案内された部屋に入ると、ベッドに倒れ込むように眠りについた。翌朝、近くで声がし、アイヴォリーは目覚めた。「きみは誰だ?」驚いて見ると、隣のベッドにハンサムで大柄な見知らぬ男性がいる。なんとそれは、まだ会ったことのなかった社長、ローソンだった。ああ、よりによって、間違って社長の部屋で寝てしまったなんて!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP