小説むすび | 大富豪と秘密のエンジェル

大富豪と秘密のエンジェル

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自宅の玄関ベルが鳴ってドアを開けたとき、イザベルの心臓は止まった。ウェスー二度と会うはずのない人!5年前、彼の経営する会社に入ったイザベルは一緒に働くうち、想いを抑えきれなくなり、誘われるままベッドをともにした。だが甘美なときは終わりを告げ、彼にそっけなく言われてしまう。“ぼくたちの関係は一時的なもので、先はない”深く傷ついたイザベルは会社をやめて故郷に戻ると、ウェスとの間に授かった子を密かに産み、ひとりで育ててきたのだった。そんな彼女に対し、やっと真実を突きとめた彼は烈火のごとく怒り、尊大に宣言する。「ぼくは自分の要求を通すまでここを動かない」

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