小説むすび | ボスを愛した罪

ボスを愛した罪

ボスを愛した罪

大切な書類を忘れるなんて、ボスらしくないわ。ルーカスの忠実な秘書エマは不思議に思いながら、吹雪のなか、ボスが滞在する古城へと車を走らせた。だが、そこにはアルコールに溺れる彼の姿があった。「すぐにここから出ていけ」罵声を浴びて胸騒ぎを覚えた。そういえば、去年の同じ日もボスはオフィスで泥酔して…。これは偶然なの?それとも何か理由があってのこと?エマは放っておけなくなり、彼に付き添うことに決めた。ボスと秘書ーその一線を越えることになるとは夢にも思わず。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP