小説むすび | 悪魔に捧げた純潔

悪魔に捧げた純潔

悪魔に捧げた純潔

早くに親を亡くしたナターシャは、ギリシアの養父のもとで育った。今は養家を離れ、ひとりロンドンで家事代行業を営んでいる。ある日、養父の死後、海運事業を引き継いだ義兄たちから呼び出された。悪賢い目をした義兄たちは家業が倒産寸前だと説明したあと、1枚の紙をナターシャの前に置いて言った。「おまえがここにサインさえすれば、この家は守られる」ナターシャは文面を読んでショックを受けた。悪名高きプレイボーイ大富豪ーアレクサンドロス・マンドラキスと結婚しろですって?ひどいわ、ライバル会社の社長に私を売るだなんて!

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