小説むすび | 遅れてきた二つの奇跡

遅れてきた二つの奇跡

遅れてきた二つの奇跡

体調を崩した産科医ダンを心配し、食事に招いた助産師のジョージー。惹かれ合った二人は、帰り際のキスが高じてベッドをともにする。“妊娠の心配はない”と、ジョージーはダンに伝えた。かつて妊活を4年間続けたものの叶わなかったうえに、元夫の浮気相手の妊娠によって離婚し、自分は不妊症だと確信していた。一方、ダンは大学時代に恋人と子供を出産で失い、命を救えなかった罪悪感から産科医になったのだった。二人はその後も仕事を通じ、互いのつらい過去を知るようになっていった。そんなある日、思いもよらない事実が判明するーなんと、ジョージーのお腹に新しい命が宿っていたのだ!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP