小説むすび | 愛を禁じられた灰かぶり

愛を禁じられた灰かぶり

愛を禁じられた灰かぶり

ラナは朝から晩まで身を粉にして働いていた。信じていた人が勝手に彼女の名義で莫大な借金を作ったからだ。そんなある日、偶然知り合ったイタリア富豪サルヴァトーレから、ラナは耳を疑うような依頼を持ちかけられた。「つきまとう女性を退けるため、契約結婚をしてくれないか?」期間は1年間。その見返りに借金を肩代わりしてくれるという。窮地にあるラナは法外な話に不安を覚えながらも受け入れたー“彼に惹かれ、ベッドを共にするなんて絶対だめ”と自戒した上で。それなのに、ある夜、ついに愛の炎が燃え上がり身を捧げて…。

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