小説むすび | 27通のラブレター

27通のラブレター

27通のラブレター

目覚めたときトレヴァーは病院のベッドに横たわっていた。勤務する大使館を襲ったテロリストによる爆破ー親友をはじめ多くの人間が亡くなり、トレヴァーは数少ない生存者だった。しかし代償として左目を失い、絶望する日々のなか、彼は亡き親友が持っていた27通の手紙を目にする。そこにはカイラという女性からの愛に満ちた言葉が綴られていた。自分宛ではないとわかっているのに、その手紙はいつしかトレヴァーの心の支えになっていく。カイラに会いたいと願い、やがて退院したトレヴァーは彼女の住む町へ足を向けたが…。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP