小説むすび | 〈他者〉としての古典

〈他者〉としての古典

〈他者〉としての古典

出版社

和泉書院

発売日

2015年11月12日 発売

ジャンル

中世禅僧が詩を作るに至った理由を、仏教の言語理論に基づいて分析。併せて、歌論・能楽論との交叉関係を視野に入れ、中世の文藝理論及び古典論一般へと展開し、古典リテラシーが主体を公共化させる文化装置として働いていたことを指摘する。また、古典文学研究者という主体の歴史的構築性を問い糾すと共に、古典を学ぶ意義について再考することの必要性を説く。

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