小説むすび | 血は地獄の道標

血は地獄の道標

血は地獄の道標

出版社

勁文社

発売日

1990年9月1日 発売

関東の地方都市で一人の女が絞殺された。県警の敏腕刑事・尾藤と加島は、精密機器会社の工員・大場を逮捕。だが大場は巧妙な手段で留置場を脱走し、尾藤の妻を殺害、失踪してしまった。その後、女性殺しの犯人は別人と判明、捜査は混乱に陥る。なぜ無実の大場が刑事の妻を殺したのか?真相を追う加島は、大場の勤務先〈プレジテント精工〉を探るうち、社内から国家を揺さぶる重要書類が紛失した事実と、それに係わる特殊工作員グループの存在を知る。しかも加島の行く手には警視庁公安部の妨害が…。巨大な謀略の渦に巻き込まれた男の不屈の闘いを描く長篇ハード・ロマン。

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