小説むすび | 妄想と強迫

妄想と強迫

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母が狂っていたという過去を知り、自らも狂うのではないかという恐れを抱き続ける男(近づく狂気)。過去に捨てた子どもと知らずに、彼女と肉体関係を結ぶのではないかという恐怖に囚われる男(子への恐怖)。自害を予告しながらも、目の前の男に死について滔々と語る男(遺言)。狂人の内部が覗き見られる、悪魔的短編小説13編を収録。

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