小説むすび | 執事はときに、悪魔になる

執事はときに、悪魔になる

執事はときに、悪魔になる

イノセントはグルベンキアン伯爵家の次男で16歳。グルベンキアン家では父が亡くなって以来、伯父のロジャーが乗り込んできてまるで当主のごとく振舞っているが、それを慇懃無礼に巧みに抑えているのが執事のディモンだ。長い黒髪に紫の瞳。一分の隙もなく少々嫌味でイノセントはからかわれてばかり。休暇で寄宿学校から戻ってきたイノセントは、そんなディモンとともに屋敷の中で次々と起こるミステリアスな出来事の真相を探っていくことに…。

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