小説むすび | 平安異聞 君ありてこそ

平安異聞 君ありてこそ

平安異聞 君ありてこそ

斎王自害の謎、それに関わる何者かの企みを探るよう今上帝から命じられた図書頭・匡深。希代の秀才でやや厭世的なところのある匡深は、実は時空の狭間を往来し、平素は見えぬ右目で過去と未来を視ることができる『時渡り』の異能者だった。思いがけず帝の実弟・陽仁と共に隠密任務につくことになった匡深だが、自由闊達な陽仁から予期せぬ接近を図られ困惑するはめに。しっとり艶雅な平安幻想異聞の結末は…。

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