小説むすび | 淫閣華御殿

淫閣華御殿

淫閣華御殿

明治七年。淫道陰陽師、東山早雲の啓示に従い、横浜高島町に神山楼という政府肝いりの遊郭が誕生した。女衒あがりの楼主、田村幸太郎はなかなかの野心家で、十七歳の秘蔵っ子、加奈を娼妓・桃華として五人の政治家や実業家、軍人らに切り分けて売り、それを元手に事業拡大、いずれはホテル経営に乗り出そうと企んでいた。やがて、ひょんなことから神山楼は焼失。幸太郎はついに芦ノ湖畔にホテルを開業するが…。淫閣ラブ・ホテル誕生までの仰天艶笑譚!

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