小説むすび | ミセス・プリングル

ミセス・プリングル

ミセス・プリングル

ミス・リードが校長に就任した南イングランドのフェアエーカー村小学校の掃除婦ミセス・プリングルは、気難しいが比類のない働き手。ミス・リードが初めて村の学校のロビーに泥足を踏み入れたとき、開口一番冷やかなスタッカートで、「そこ、掃除したばかしなんですがね!」。それが、何年にもわたって続く戦闘の第一弾であった。ミス・リード着任のいきさつから、村のタフな好敵手ミセス・プリングルとの出合いと交渉。主人公ミス・リードと心優しい村人たちとのふれ合いを、辛辣ななかに暖かな眼差しをたたえてユーモラスに描く。中村妙子訳ミス・リード・コレクション第5冊。フェアエーカー物語シリーズ。

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