小説むすび | 君がいたから、壊れた世界が輝いた

君がいたから、壊れた世界が輝いた

君がいたから、壊れた世界が輝いた

ありのままでいいなんて綺麗事だ。だって自分が変わらなきゃ何も変えられない。学校で親友を刺そうとする事件を起こした高2の茉優。自宅にも居場所がなく、叔母の亜実の家に居候することになった。そんなある日、亜美の行きつけの喫茶店に行くと、“あの日”茉優が怪我を負わせてしまった朔がいた。無口で近寄りがたい印象だったのに、責めるどころかどんな時も味方でいてくれる彼に、茉優の心は解きほぐされていく。そして、彼もまた心に深い傷を持っていた。“あの日”なぜ茉優は親友を刺そうとしたのかー。見えない傷を抱えた人へ。ラスト明かされる秘密に心が震える感動物語。

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