小説むすび | 太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る 1

太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る 1

太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る 1

太っちょな貴族の三男、ミトロフ・ド・バンサンカイ。食う寝るしか能がないと見限られた彼は、家を追放されてしまった。“食費”のために迷宮に足を踏み入れたミトロフは、生物としての位階の上昇ー“昇華”を経験しながら、迷宮で出会ったエルフ族の少女・グラシエ、迷宮の遺物に呪われてしまった少女・カヌレと共に、迷宮に潜る日々を送る。順調に攻略を続けるミトロフたちの前に現れたのは本来ならば深層に生息するはずのトロルだった。しかも、トロルは迷宮の守護者を“喰らった”異常個体でー。

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