小説むすび | 逆行探偵 烏間壮吾の憂鬱な使命

逆行探偵 烏間壮吾の憂鬱な使命

逆行探偵 烏間壮吾の憂鬱な使命

しがない私立探偵・烏間壮吾の足元に横たわっているのは、後頭部から血を流した自分自身だった。戸惑う壮吾のもとにやってきた、自分のことを「天使」と言い張るくたびれたサラリーマン風の男性と、「悪魔」と名乗る美しい女性。彼らの役目は、死んだ人間の魂を天国か地獄のどちらかに運ぶことらしいが、手違いにより壮吾はうっかり死んでしまったと明かされる。生き返る条件は、彼らの仕事である「魂の選別」の代行をすること。半ば強制的に仕事を手伝うことになった壮吾は、様々な事件に巻き込まれていく…。新世代ホラーミステリーの旗手、阿泉来堂の新境地!

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