小説むすび | ヘルメットをかぶった君に会いたい

ヘルメットをかぶった君に会いたい

ヘルメットをかぶった君に会いたい

ふと、休憩のためにつけたテレビ画面から流れたヘルメットをかぶった彼女。その映像は60年代後半の学生運動のいち場面。それから30年以上もたっていた。同じ大学の、10歳ほど年上だ。僕は彼女にあいたいと思った。あの熱狂、あの悲惨、あの戦いはなんだったのか?僕はずっと知りたかった。鴻上尚史の初小説作品(2006年・集英社刊)を復刻。

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