小説むすび | 「フ-コ-の振り子」指針

「フ-コ-の振り子」指針

「フ-コ-の振り子」指針

記号論学者U.エコが『バラの名前』の次に放った『フーコーの振り子』はオカルト小説の体裁で観念の世界に挑戦したものだけに、その難解さは想像を絶するものがある。M.ターラモの手際よい解剖は、迷宮に踏み込む人たちの好伴侶となろう。原作について初めて解釈を試みた気鋭の学者T.シュタウダーの論文をも併録。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP