小説むすび | ヒーロー 家族の肖像

ヒーロー 家族の肖像

ヒーロー 家族の肖像

それはある日、突然はじまった。癌だった。-腎細胞癌。大家族を夢見た父ヒーロー(ヘルヴィッヒ)・ヴィーラント。家族は増え、会社も経営し、人生は順調かに思えた。ところが、病をきっかけに、つぎつぎとあらわになる家族のほころび。5人の子供と孫たちが抱える悩みや問題の数々。できちゃった結婚をする息子、外国人と付き合う娘、借金をする息子、庶子を生んだ娘と孫娘。…欠点だらけの家族。不治の病のヒーローは、病と、そして崩壊しそうな家族とどう向き合うのか。父が家族に残した最後の贈り物とは?家族とは何なのか、それぞれの視点からユーモアたっぷりに語られる、心に響く「ある家族の物語」。

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