小説むすび | キコリの異世界譚(1)

キコリの異世界譚(1)

キコリの異世界譚(1)

故郷の小さな村で、村人たちから“悪魔憑き”と疎まれ石を投げつけられていた少年キコリには、地球の日本という土地で生きた過去の記憶があった。つまり“転生者”としての自覚があったのだ。理不尽な迫害への失望を胸に抱えいつも薪割りに使っていた斧だけを携えたキコリがようやくたどり着いたのは防衛都市ニールゲン。あまたの冒険者がモンスターの脅威から人々を守るために命を懸ける最前線の戦闘地域だった。ここでは、希望すれば誰にでも容易に冒険者の資格が与えらえるが傷つき死亡する確率はほかのどの地よりも高い。経験も軍資金もわずかしかないキコリは覚悟を決め、ギルド所属の新人冒険者となって人外のモノと死闘を繰り広げるが…。新天地で縁を結んだ愛すべき仲間たちの力を借り、キコリは“努力”と“根性”で“最強(物理的な意味で)”を目指す!!第10回ネット小説大賞受賞。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP