小説むすび | 迷子の大人たち

迷子の大人たち

迷子の大人たち

1969年、ニューヨーク市クィーンズ。そろそろ初老にさしかかる年令のパールは、こともあろうに夫の葬式の日に、長年に及ぶ片想いを告白される。相手は夫の友人ジョー。悪い気はしないが、彼を受け入れるにはあまりにも問題がありすぎる。とりわけ離婚経験をもつ2人の娘、年老いた母は心配の種だ。そうした状況の中で、パールの心は揺れ動く…。そして、彼女は生きている限り、新たなステップを踏み出すことの大切さを学んでゆく。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP