小説むすび | アメリア

アメリア

アメリア

アメリアは、あと八日で十歳になる女の子。ある朝、家族みんなとけんかして、部屋にとじこもります。泣きつかれたアメリアの目に飛びこんできたのは、赤ちゃんのころ、お父さんが作ってくれた木馬のエスメレルダ。何気なくエスメレルダのたて髪にふれたとき、突然強い風が部屋を吹きつけ、気がついたときアメリアは、ほんものの空飛ぶ馬の背にいたのです。

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