著者 : あき
シンデレラの末裔・ディセント伯爵家のアランに求婚された新米靴職人のエデル。だが、自らの出生、そして父の存在からその申し出を断ってしまう!失意のアランは熱にうなされるも、とある啓示(?)を受けー?一方のエデルはレイと決着をつけるため、彼が出入りするクラウデッド家の仮装パーティーに潜入することに。そこで“魔術師の靴”による事件に巻き込まれ!?ドキドキを我慢する方法は?靴と恋の物語、第4弾!!
秘密の下宿屋「浪漫邸」を始めた貧乏子爵家の令嬢・紗子は、下宿人の帝大生・伊織への恋心を自覚する。伊織もまた紗子への想いを胸に秘めていた。そんな中、下宿人・時雄の幼なじみ、四郎が転がり込んできたあげく、紗子を自分の恋人と言い出す。その時、ふだん冷静な伊織の激情がついに溢れ出て…!?そしてその夜、伊織の部屋を訪ねた紗子が彼に伝えた言葉とは…!?甘く切ない大正時代のラブロマンス、ここに完結!
人間と妖精の運命を賭けた死闘の後、シャルは運良く生き永らえたものの、記憶を失っていた。しかし、大切な人に呼ばれ続けている気がしてー?その他“アン”と名乗る少女とキースの工房奮闘記や、銀砂糖師の未来のためその身を尽くす銀砂糖子爵ヒューとキャットの絆、さらに誰もが気になるアンとシャルの結婚式など、本編では語られなかったファン必読のエピソードが盛りだくさん!完全書き下ろしで贈る、豪華外伝集!!
ある事情から、秘密の下宿屋「浪漫邸」を始めることになった貧乏子爵家の令嬢、紗子。心優しき下宿人たちとの同居生活を続けるうち、紗子は、その中の一人、伊織へのほのかな恋心を自覚する。伊織の従兄弟、藤馬が窈盗事件に巻き込まれて突然傷だらけでやってきたり、下宿人・光也に美男子ゆえの災難がふりかかったりと、次々起こる事件の中、伊織への気持ちは大きくなる一方で…!?ほんのり甘い大正ロマンの恋物語。
人を不幸にする“魔術師の靴”。その靴を蒐集するシンデレラの末裔・アランの靴店で働き始めたエデルは、厳しくも真摯(でも時々、挙動不審?)な彼の元で、充実した毎日を送っていた。そんなある日、竜巻事故で亡くなった少女の“銀の靴”が消える事件が!魔術師の靴と踏んだアランが事件を追う一方、エデルは靴の行方を知る人物からある勝負を持ちかけられ…!?靴と恋の物語、第2弾!
王国に幸福を招くため、そしてシャルとの約束を果たすため、職人たちと力を合わせて砂糖菓子を完成させようとするアン。しかし作業中にもかかわらず、妖精王と通じているとしてコレット公爵に連行されてしまう!!一方、アンと共に生きる未来のため、ラファルの暴走を止めようと一人行動するシャルだったが!?それぞれの想いを胸に、運命が動き出す感動のシリーズ完結巻!!
大正初期。ある事情から、十六歳で家を背負うことになった貧乏子爵家の長女、紗子。偶然、危ないところを助けてくれた帝大生、伊織との出会いをきっかけに、紗子は子爵邸で秘密の下宿屋を始めることになる。早速集まったのは、帝大生と画家と本屋、それに作家と写真屋というなんとも個性的な人々で!?ワケあり子爵家ではじまった、賑やかで優しい同居生活とほのかな恋。美しく密やかに、乙女の恋は花開くー大正ロマン譚開幕!
「約束の証をやる。俺が作れるのはこれだけだ」ハイランド国王は、妖精王シャルの申し出を受け「人間と妖精に優劣はない」と誓約することを決める。それを成立させる条件は、シャルが「最初の銀砂糖」を持ち帰ることだった!!アン達は「最初の砂糖林檎の木」に向かう。そこで「最初の銀砂糖」を手に入れるため、アンは持てる技術の全てを賭け、作品を作るがー!?過去と邂逅し、人間と妖精が自らの運命を賭けて戦う!!
「キスしていいか?」ついに恋人同士になった銀砂糖師のアンとシャル。甘く幸せな二人の仲をあざ笑うかのごとく、ハイランド王国では砂糖菓子の原料となる銀砂糖がなくなろうとしていた!!アンは、国王陛下から直々に詳しい調査をせよと密命を受け、ヒューたちと調査を進める。そしてシャルとともに「最初の砂糖林檎の木」へと向かおうとするが、事態は大きく揺れ動きー!?史上最大のピンチが訪れる、緊迫の第十二弾!!
シャルとミスリルとの旅の途中。砂糖菓子職人のアンは、怪しい砂糖菓子屋で、美しい砂糖菓子に出合う。しかし、貴族的な気品が漂う職人キャットに、その砂糖菓子を壊したと誤解されて!?「なんてことしやがったんだ、悪戯じゃすまねぇぞ!」さらに、アンは彼の下でただ働きをすることに!(「アンと猫の砂糖菓子屋」)幻の4コママンガ、キャットとヒューの青春時代を描いた書き下ろし2編を含む、小説6編を収録。
妖精ラファルに剣で貫かれ、命を失いかけた銀砂糖師のアン。エリルの力で命を救われるも、アンは砂糖菓子を作ろうとして、感覚を失っていることに気づく。エリルの力は、命の代償に大事な能力を奪うものだったのだ!アンは一から修業し直すため、シャルとミスリルと共に、ペイジ工房へ向かうけれどー。
「アン。責任を放棄する者に、銀砂糖師と名乗る資格はない」寿命が訪れ、消えかけている湖水の妖精ミスリル。彼を救うため、銀砂糖師アンはシャルと一緒に瀕死の状態から甦った妖精ラファルを探すことを決意する。そのため、一時的に銀砂糖妖精の仕事から離れたいとアンはヒューに願い出るが、許されない。銀砂糖師としての責任を問われ、アンは王家勲章を返上することになって!?大人気シリーズ待望の“砂糖林檎編”突入。
「俺様はハイランドで一番幸せな妖精だぞ…だから、泣くなよ」銀砂糖妖精を育てるため、妖精の選定がはじまった。銀砂糖師アンは彼らの素質を見極めようとするけれど、片翼を取り上げられた妖精たちは人間を信じない。計画は中止寸前まで追い込まれ、アンたちは窮地に立たされる。その一方、ミスリルの様子もおかしい。アンとシャルは問い詰めるが、ミスリルはとぼける一方で!?友として職人として、覚悟が問われる第九弾。
「妖精を見習いとして工房に入れ、職人として仕込み育てよ」ハイランド王国が揺るがす王命。神聖なる砂糖菓子作りに、人間が使役する妖精を参加させようというそれに、職人達は浮き足立つ。一方で、銀砂糖師アンにはもう一つの命令が。それは、妖精を売り買いする妖精商人の長レジナルドに、協力を要請すること。しかし冷酷非道な「狼」と呼ばれる彼は、とんでもない取引を持ちかけてきて!?危険なお仕事バトル開始の第八弾。
「知り得たすべては他言無用。その約束を守れる者は残りなさい」新工房を開こうと張り切る銀砂糖師アンに、王城から届いた要請。それは、一流の砂糖菓子職人たちと共に、ある仕事を引き受けろというものだった。しかも依頼人は、王妃マルグリット。初めて王城に足を踏み入れたアンは、王家が秘匿し続けてきた美しい銀砂糖妖精ルルから、砂糖菓子の技術を学ぶことになり!?予想外の展開に驚きの連続!人気作、新章スタートの第七弾。
間近に迫った新聖祭に向け、砂糖菓子作りに余念のない、銀砂糖師アンと仲間たち。その矢先、ペイジ工房の優秀な職人が襲われた!襲ったのは、銀砂糖師襲撃事件を起こしていた、美貌の妖精ラファル。しかもアンは、戦士妖精シャルに異常な執着を示す彼に人質にとられ、シャルと共にさらわれることに!囚われの身となりながらも、新聖祭を思い気が気じゃないアンだけど…!?面白さ抜群!待望の第六弾。
新聖祭の砂糖菓子を作る、名誉ある仕事を引き受けた、銀砂糖師の少女アン。個性的な職人たちと、力を合わせて頑張ろう。と思ったけれど、巨大な砂糖菓子を作るには広い場所が必要。国教会に頼ってお城を格安で借りたものの、そこはなんと幽霊城!幽霊騒ぎに頭を痛める中、工房長の娘・ブリジットが、謎めいた美男子妖精を連れて帰ってきて!?新聖祭まであとわずか。波乱含みの砂糖菓子作りが始まる。待望の第五弾。
王家が認めた砂糖菓子の作り手・銀砂糖師の称号を手に入れたアン。けれどその陰には、アンのために、ペイジ工房の娘・ブリジットに自らを売ったシャルの犠牲があった。シャルを取り戻すため、アンは工房へ乗り込むが、砂糖菓子職人の大派閥であるはずのペイジ工房は、なんと没落寸前。工房を立て直せたら、シャルを返すと言われたアンは!?個性的なペイジ工房の職人たちと、アンの新たな挑戦スタート!!待望の第四弾。
幸福をもたらす砂糖菓子の作り手・銀砂糖師を目指して、美しすぎる妖精のシャルと旅をしている少女アン。銀砂糖師の称号をもらえるのは、年に一度の品評会だけ。今年こそは!と気合いを入れるアンだけど、材料の砂糖林檎は大凶作!!自分の分を確保するため、アンは砂糖菓子工房に下宿することに。大変な激務をこなしつつ、自分の作りたいモチーフを探すけど!?もう一度、夢が見たくなる物語と大評判!待望の第三弾。