著者 : あらいずみるい
「-え。」ひょんな出来事から一転、気がつくと見知らぬ町にいたリナとガウリイ。あたりを見渡せば、見たことがない文字、使ったこともない通貨、あきらかに自分たちとは違う文化様式ー。動揺しつつも、経験と推理から導き出した結論は、「…ここ、魔族の結界の『外』の世界よ…」衝撃の事実!?だがしかし、立ち止まっていても意味は無し!ふたりは故郷に帰る道を探しはじめる。その先には、新たな出会いとやっぱりやっかいな脅威が待ち受けているわけでーリナとガウリイの、新たな、長い冒険の旅が始まる!
降魔戦争の再来を食い止め、死闘の疲れを癒そうと里帰りを決めたリナとガウリイ。その道中、なんの因果かアテッサの街で正体不明の野盗騒ぎに出くわし、護衛を引き受けることに。ところが、その野盗はフツーの魔法とは違う系統の術を使い、思わぬ大苦戦!?街の被害も大きくなり、さらには魔道士にとって最悪の相性の兵器も用意されていた!魔力増幅の呪符を失い、戦力として大幅ダウン中のリナに、勝機はあるのか!?「勝つしかないでしょ。そんな敵でも」だがしかし!こんな危機にこそ心強い仲間たちがいるわけでー白霧がうごめく深き森で、リナの魔法が唸りをあげる!
かつて戦いがあった。世界の存続を賭し、神と魔王が戦って、魔王は神に封じられた。そして今から千年前、復活した魔王が再び神に戦いを挑んだ。-人はそれを、降魔戦争と呼ぶー。激闘の末に覇王将軍シェーラを倒した、戦士にして美少女天才魔道士リナ=インバースとその相棒ガウリイ。彼女たちの前に現れた竜族の長老ミルガズィアは、魔族の真の狙いがこの「降魔戦争」の再現なのだ、と言う。ミルガズィアの頼みで、その調査に協力することになった二人だったが、最悪すべての魔族を敵に回すこともありそうで…。
ついに覇王グラウシェラーとの戦いに勝利した天才美少女魔道士リナ=インバースと相棒ガウリイ。激闘の疲れを癒すべく立ち寄ったのは、竜神信仰の盛んな寺院都市セレンティア・シティだった。ここでもなにやらキナ臭い事件に巻き込まれ…。四つの寺院を預かるそれぞれの大神官たちのあいだで、神官長の座をめぐる後継者争いが勃発し、互いに暗殺者を雇うまでにエスカレートしていたのだ。魔道士協会からの仲裁役として渦中に飛び込んだ、リナ&ガウリイを待ち受けていたのはー。
美少女天才魔道士リナ=インバースとその相棒ガウリイはいつものごとく、野盗倒してウサ晴らし中だったが…。その時、世界が震えた。そこはデーモンたちに蹂躪され、凍りついた死の町。季節はずれの雪が、かつて命あったものの上に降り積もる。この異常気象、そしてデーモンたちの大量発生…やはり降魔戦争の再来ということなのか。いいわよ!行ってやろうじゃない、サイラーグへ!!その先にあるのは破滅か、明日への扉かー。そして、彼女たちは、伝説になる。
なんの因果か魔族やら魔王だのを相手にしつつも繰り広げられる、美少女天才魔道士リナ=インバースと相棒ガウリイの魔剣を求めての珍道中。ガウリイには“光の剣”にかわる、新たな伝説の剣を持っててもらわないとさすがにしんどい、ということでリナが聞きつけたのは、魔力剣を集めている領主がいるとの噂!ダメもとでここソラリア・シティにやってきたリナたちの目に飛び込んできたのは『普通のフリして普通じゃない施設』の数々。そして、そんな不穏な空気に包まれた街を支配する領主の護衛をするのは、かつてともに戦ったあの二人組だったー。
『魔道士のひとは最寄りの魔道士協会に寄ってね』-そんな張り紙を目にした美少女天才魔道士リナ=インバースと相棒ガウリイは、ひとまず向かった魔道士協会で、クリムゾン・タウンで起こったなにやらキナ臭い事件の話を聞かされる。事件の首謀者は、政治的にはなんの地位も持たない、クリムゾン魔道士協会の評議長カイラス。あろうことか、クリムゾンを治めていた領主を抹殺、町を武力支配してしまったのだという。反乱鎮圧のため、クリムゾン・タウンに向かうリナを呼び止めたのは一人の少女。いわく「姉さんを、助けなきゃいけないんです」どうやら今回の事件にもウラがありそうで…。
戦士にして美少女天才魔道士リナ=インバースが魔道士協会から命じられたのは、最近多発するデーモン大量発生事件の調査報告。まずはとくに大量発生の報告のあるディルス王国方面に向かうリナとガウリイだったが、突然魔族ー認識名『シャーマン』の来襲をうける。さらに、そいつを狙う追っ手に見覚えのある姿をみつける。ルーク&ミリーナ!彼らの口からは、今回の事件に関わっているとみられる、意外な人物の名前を聞く。覇王将軍シェーラ。ついにやつとの決着の時がきたー。
今日も元気に旅を続ける天才魔道士にして戦士のリナ=インバース&美形凄腕傭兵のガウリイ=ガブリエフ。獣王に仕える魔族、獣神官ゼロスに導かれ、ガイリア・シティまでたどりついたリナ一行。この国には数多くの伝説が眠っており、異界黙示録もその一つだった!だが、そこは新将軍ラーシャートによる軍備拡充というきな臭い噂が!様々な陰謀が渦巻く中、リナは黄金竜の長老に助けられ、遂に異界黙示録にたどり着く。さっそく魔族に対する切り札を探すリナだが…ファンタジー小説の金字塔。ここに見参。
魔竜王との絶望的な戦いの最中、一連の魔族暗躍に絡む事件の黒幕が明らかになる!表舞台に出てきた黒幕の名は冥王フィブリゾ!ガウリイを人質に取られたリナはフィブリゾとの望まない対決を余儀なくされる。冥王が待つサイラーグへ急ぐリナたち。だが一行には魔竜王の仇と、リナを狙う竜将軍ラーシャートが立ち塞がる。何とか冥王との対決まで漕ぎ着けたリナ。逆転を賭ける必殺の呪文は異界黙示録の知識により完成した、完全版重破斬。だがそれこそがフィブリゾの望む滅びそのものだとは!?ファンタジー小説の金字塔。ここに見参。