ラノベむすび | 著者 : いわなぎ一葉

各界の名門子女が通う都盛学園に、とある事情で転入してしまった小村幸輝（ごくごく平凡な庶民。どちらかというと貧乏）。そこで出会ったのは、正真正銘のお嬢様・鷹生百子。成り行きで都盛学園独特の制度である秘書契約ーエンゲージを結んだ幸輝と百子は、反発しあいながらも少しずつ信頼を深めていた。そんなある日、突如百子の父親である鷹生財閥総帥が現れ、百子の婚約を告げる。抗議にも耳を貸さない様子にいらだった幸輝が、秘書契約を結んだ主として宣言したのはー？いわなぎ一葉×生煮えが贈る、学園秘書ラブコメ、第２弾が登場！

都盛学園。各界の金持ちの子弟が通う名門学園である。この学校では、男子生徒は在学中に女子生徒と「秘書契約」を結ばなければならないというルールがある、らしい。そんなところに突然通うことになってしまった小村幸輝（正真正銘一般人。貧乏）。それというのも、突然現れた自称双子の弟（顔がそっくり）に、自分の代わりにこの学園に通って秘書契約をしてくれ、と頼み込まれたから。登校初日、学校とは思えない贅沢な設備にげんなりしながら校内を歩いていると、窓の外から猫の鳴き声がする。外を見ると、目に入ったのは純白の下着に包まれたー！？その持ち主は、学園でも屈指のお嬢様！しかもせっかく助けた幸輝を非難してくるがー。