著者 : かなたろう。
あんでっど・ばにすた!(2)あんでっど・ばにすた!(2)
“廃絶十字”襲撃事件から数ヶ月。平穏な生活を満喫していた荻原真尋のもとに、東城小弓という名の少女が現れる。真尋の幼馴染・御船冬子と浅からぬ因縁を持つその少女は、可憐な外見とは裏腹に、ある強い決意を秘めていたー。一方、“瘴主”リシュエル・ウィキシントンも、自らの周囲に不穏な気配を感じはじめていた。その背後にいる者は、“諮問機関”におけるかつての同僚、アルベルク・“纏衣”・レヴナンス。リシュエルの秘密を狙うその男が立つのは、東城小弓の傍らだった…。鈴木鈴が贈るコミカルアクション、ますます波瀾万丈の第2弾。
あんでっど・ばにすた!あんでっど・ばにすた!
幼馴染みである荻原真尋と御船冬子は五法という特殊な能力を行使する“五法相”と呼ばれる存在である。そんな彼らのもとに、五法相の集団“諮問機関”の使者、セフィラがやってくる。五法に関わる窃盗事件の捜査を依頼された真尋は、セフィラの熱意に押される形でそれを引き受けることになった。セフィラは事件の犯人が、五法によって造り出された不浄な存在“不存体”であると強硬に主張する。そして捜査の過程で、彼らはひとりの少女に出会った。幼い外見と老練な物腰を併せ持つその少女、リシュエル・ウィキシントンは、ある重大な秘密を抱えていた…。
PREV1NEXT