著者 : アネコユサギ
ウィンディア、ガエリオンを新たな仲間として迎え、メルロマルク国内の盾の勇者の汚名を雪ぐため、神鳥の聖人として行商を続ける槍の勇者元康一行。そんなある日、三勇教に陰謀を巡らされて一行は冤罪を被せられることに。しかし神鳥の聖人=盾の勇者と知ることになったメルロマルク国民は国と宗教の陰謀だと怒り猛り、内乱が勃発してしまう。「勝てば官軍、負ければ賊軍ですぞ?正義が正しく誰の目にも明らかであるなどと言うのは子供の理屈ですぞ」過激化する三勇教の追跡、活発的になっていく国内の革命活動。元康は愛するフィロリアル、フィーロと再会することはできるのか…!?異世界やり直しファンタジー驚愕の第四弾、ここに開幕!
死の商人が行方不明になってからも絆達のプレイスタイルが変わることはなく、次のディメンションウェーブイベントへの準備を行う日々を送っていた。姉の奏の指導のもと、戦闘での連携スキルを闇影と行うなど、イベントに貢献していく絆達。更に手段を選ばず防御特化で挑む奏により、パーティーの強さはより盤石となっていった。その一方で、ディメンションウェーブのイベントは想像していたよりもずっと過酷で、やがてプレイヤー達は窮地に陥るようになってしまう。そんな時、前回のイベントで負け越していたしぇりるが立ち上がるのだった。彼女の考えた秘策とは一体…!?
魔王軍侵攻イベントを無事に終えた絆達。大規模イベントの後ということもありしばらくは平穏な日々になると予想されたので次なるアップデートを期待しつつ、時間がある今の内に未消化のクエストなどをクリアしていくことになった。料理をしたり、化石掘りをしたり、臨公広場を見てみたり、と仲間達と様々な経験値を積んでいく。そんなこんなでエンジョイしていたところ、気になるモノを目にする絆。絆の実の姉…奏がボロボロになったテントに入っていったのだった。そう、絆達が冒険を楽しんでいる間に奏が置かれていた状況とは…もしかしてホームレス!?
元仲間の裏切りを退け、ダンジョンの深層へ進んでいたものの、装備不足のため一度ダンジョンから脱出することになったリエルたち。久々の休息を楽しむリエルのもとに、レンジャーギルドから昇格試験を催促する連絡が届く。ハズレスキルである『死んだフリ』もパワーアップし、さらなる力を手に入れたリエルは、レンジャーギルドの昇格試験に挑む。しかしその試験は、リエルの出世を妬むある人物の罠で…!?「あなたの言い分なら、俺がこうして宮仕え冒険者として確かなLVを積んで得た強さを持っている。それが運だけでないのは何よりも明確。あなたの常識だけで世界は計れないという事を知るべきだ」ハズレスキルによるダンジョン攻略ファンタジー!?第二弾、ついに開幕!!
姉妹のイタズラから強制的に幼女アバターにされてしまった少年、絆。無人島・カルミラの開拓を終え、アップデートで開けた新天地・ミカカゲに到着した一行だったが絆は港で釣りに勤しみ始める。絆は釣りと仲間との冒険、両方を楽しみたいけれどどちらかしか出来ない状況に悩んでいた。どうやらミカカゲでは首都に行くにはビザ申請が必要で、実績を稼いでビザのランクを上げねばならないことを調査に出た仲間から教わる。新たに習得したスキル、フィーバールアーの検証を行うと、このスキルは入れ食いになるルアーに一定時間、ルアーを変化させる効果のようだった。早速、港の魚を釣り上げようとするとー。
王宮直属の宮仕え冒険者であるリエルは、依頼を受けてダンジョンに潜っている最中にもかかわらず、仲間から追放されてしまう!薄情な仲間達に見切りをつけた勇者ルナスと共に行動をすることになったリエルは、ルナスからある告白をされる。それは勇者の強さの秘密で、自分たちのパーティーが幾度も危機を乗り越えられたのは勇者の持つスキルのおかげだと。そのスキルの鍵となるのが、リエルの持つ『死んだフリ』というハズレスキルだったのだということを。「わかってくれた様だね。君の『死んだフリ』が発動している時、私は最強の勇者になれるのさ」ハズレスキルによるダンジョン攻略ファンタジー!?第一弾、ここに開幕!!
姉妹のイタズラから強制的に幼女アバターにされてしまった少年、絆。無人島で謎生物のペックルや呼び寄せた仲間たちと共に、様々なトラブルに見舞われながらも島の開拓やダンジョン探索に励んでいた。そんなある日、ダンジョンで釣りをしていた絆が戻ると、ペックルが巨大化して船代わりになるというイベントが。巨大ペックルに乗って新大陸に向かおうと、期待に胸を膨らませるのだが…「島から出られない!」。新天地を目指すため、まずはダンジョンで物資の調達をしようと、一同は再びダンジョンを潜り、地下100階に到着ー「この先にボスがいるのですよ」。
姉妹のイタズラで強制的に幼女アバターにされてしまった少年、絆。「第一波」襲来イベントも終わり、元ののんびりプレイに戻って航海を続けていると、嵐に巻き込まれて「帰らずの海域」という脱出不可能なマップに閉じ込められ、乗っていた船が巨大な幽霊船に引き寄せられてしまう。絆たちは幽霊船内を探索するのだが、とあるトラブルによって、絆は単身、海へと投げ出されてしまった。冷たい海水に飲みこまれ、次に気が付いたときには、絆は無人島に漂着していた。一人となってしまった絆は、ベックルという謎生物たちとともに、無人島サバイバル生活を始めるのだった。
宿敵である神を僭称する者の一人を仕留める事に成功した尚文。小国ながら大国ピエンサの侵攻を退けたシルトランや、それに協力した尚文達の村には偵察する者が後を絶たない。そんな中、シルトランに同盟を申し込んできた国々にピエンサが攻め込むという事件が発生する。ピエンサを偵察していた尚文の仲間も重症を負ってしまったのだ。何とか治療を施そうとする尚文だが、その傷は盾の勇者でも治せない治療不可の傷で…。「仲間の命を助けられるなら、どんな手段だって使ってやる」尚文の決意に、新しい能力が開花する!?異世界成り上がりファンタジー第二十二弾、登場!!
尚文は守が保護している遺児の一人から、夜中に呼び出される。案内されたのは、シルトラン城の隠されていた地下室だった。「ここは一体何の施設なんだ?」過去の盾の勇者、守が自ら保護していた遺児たちを集めて行っていたこととは…?異世界成り上がりファンタジー第二十一弾、登場!!
絆たちの世界から、元の異世界に帰還してきた盾の勇者である尚文とその一行。セインの姉の警告もあり、警戒を強めながら溜まっていた報告や用事を済ませていた。しかし本拠地である村に帰ってきた尚文は、何の前兆もなしに謎の眩い閃光に包まれて、村ごと見知らぬ場所に飛ばされてしまうことに!?「俺達の言葉が嘘か本当かはお前等が決めれば良い。それよりも聞かせろ。お前等は何者だ?」そんな尚文たちの目の前に現れたのは、盾の勇者を名乗る青年で…!異世界成り上がりファンタジー第二十弾、ここに開幕!!
時間遡行の能力を手に入れた槍の勇者である北村元康。愛しの天使フィーロに出会うため、何度もループしている世界の未来を暗中模索していた。そんな中、メルロマルクで起こる波。そして、またも繰り返される歴史。尚文は、王に騙されている樹と決闘を強制されることになってしまう!!「お義父さんの配下である俺が代理として樹と戦うなら問題ないですな?」ループしている世界で、それぞれの役割がすり替わった結果が明らかになっていき…!?異世界やり直しファンタジー待望の第三弾、ここに開幕!
召喚した人間に魔物を強制的に封印し、その人間ごと封印した魔物を倒す禁断の大魔法によって、小暮幸久はその身にドラゴンを宿すことになってしまう。封印されたのは毒を司る古竜ヴェノ。そしてドラゴンを討伐する組織に追われるヴェノとともに、ユキヒサの逃亡生活が始まった。「俺は毒を吸収できる体質なんです。だから色々とその手の知識を蓄えています」ヴェノを宿した影響か、毒による状態異常を無効化できるユキヒサは、薬師の少女アルリーフと親密になる。アルリーフとともに、世話になった村を流行病から守ることに成功したユキヒサは、冒険者としても成長し、ヴェノを追う組織に対抗する力をつけていくのだった。しかし、そんなユキヒサとアルリーフのいる村にも、ついに組織の追っ手の影が迫る!毒にも薬にもなる異世界逃亡劇の第二幕、いよいよ開始!
『強制憑依召喚』。それは異世界から召喚した人間に魔物を強制的に封印し、その人間ごと封印した魔物を倒す術式。通常の手段では勝てないドラゴンを倒すために、人類が編み出した禁断の大規模魔法である。ブラック企業勤務だった小暮幸久は、徹夜続きのある日、『強制憑依召喚』により異世界へと召喚された。そんなユキヒサの体内に封印されたのは古竜・ヴェノ=イヴェバール。『強力なドラゴンである我を名も知らぬ異世界人ひとりの命で討伐できるのだぞ?何があろうと我を殺そうとするであろう。生き残るために我と協力しないか?』「それって断れない状況じゃないか?俺だって死にたくない」こうしてユキヒサとドラゴン・ヴェノの逃亡生活が始まった。稀代のストーリーテラー、アネコユサギが描く異世界逃亡劇、いよいよ開幕!
料理勝負から始まった戦いの末、波の尖兵の正体を掴んだ盾の勇者、尚文。尚文に好意を抱いている魔竜の案内で、かつて魔竜が治めていた大陸の城へ向かうことに。彼らは城内で、宝探しの冒険者を装った小物に襲いかかられるも問題なく撃退。しかし、その時に起ったあることが原因で、尚文はセインの姉やヴィッチたちと対峙することになってしまう。不正に聖武器や眷属器を所持している者共を前に、魔竜は尚文にある助言をする。それは、憤怒の力を使えというものでー!?「知らん!俺は決めたんだ。もう怒りに…憤怒の力に頼らないと」怒りを強制解放された尚文は!?異世界成り上がりファンタジー第十九弾、ここに登場!!
時間遡行の能力を手に入れた槍の勇者の元康は、自分を励ましてくれた愛する少女フィーロの願いを叶えるため、時間をループしながら過去に経験したことを変えて世界平和を目指していく。そのためには、まずループ条件の要である尚文の安全が必須。メルロマルクでは尚文の安全を保てないと考えた元康は、シルトヴェルトを訪れることに。ところが、シルトヴェルトでも想定外の災難が降りかかってしまう!?この事態を切り抜けるために考えた尚文の案、それは元康にとって非常に耐え難いものだったのだが…。「この元康、何があろうとも作戦を成功させますぞ」槍の勇者による、異世界やり直しファンタジー第二弾、いざ開幕!!
槍の勇者として異世界に召喚された北村元康は、フィロリアルしか愛せない残念な男。戦いの最中、瀕死の重傷を負うことになった彼は、召喚された時と全く同じ状況で目を覚ました。なんと、所持していた槍に『時間遡行』の力があったのだ。能力値は高いままに、元康は再び戦うことを決意する。フィロリアルの中でも特に愛してやまない、フィーロの笑顔を見るために。強くてニューゲーム!?異世界やり直しファンタジー、満を持して開幕!!
絆の世界で鏡の眷属器の力を手に入れた尚文。その眷属器には『食事をすると能力を上げる事ができる』という特性があった。強くなるため、ひたすら食べ続ける尚文たちだったが、食べられる量には限りがある。少ない量でぐんと能力が上がる料理を求めて、有名な料理人がいるという町へ向かった一行。ところが、仲間たちのささいな一言から、尚文はその料理人と勝負をすることになってしまう。「正々堂々なんてものはこの場にはない。いかに卑劣で狡猾に動いた方が勝利するかって事だ」仲間から絶賛される料理の腕は、見知らぬ土地でも発揮されるのか!?異世界成り上がりファンタジー第十八弾、ここに登場!!