著者 : カンミ缶
すべてはギャルの是洞さんに軽蔑されるために!すべてはギャルの是洞さんに軽蔑されるために!
文学部に所属し「オタク」に属するクラスの陰キャの高校生、狭間陸人。クラスには、そんな彼に優しい「オタクに優しいギャル」である是洞さんもいた。狭間は是洞さんに優しくされるたびに、こう思うのであった。「軽蔑の目を向けられ、蔑まれてみたい」と。そう、狭間はドMであった。なんなら彼の所属する「文学部」は文学部の皮をかぶった「ドMクラブ」だったのだ!ドMクラブの仲間と共に「オタクに優しいギャルから嫌われ作戦」を計画する陸人であったが、優しい是洞さんには上手くいかない。それどころかデートをすることに!?個性豊かな部活仲間とギャルが繰り広げる青春ラブコメディ!講談社ラノベ文庫新人賞受賞作!
恋と呪いとセカイを滅ぼす怪獣の話(1)恋と呪いとセカイを滅ぼす怪獣の話(1)
星墜ち島には、特別で孤独な子どもたちが集められている。十数年前に太平洋に堕ちた星の影響で、奇妙な『呪い』を宿す能力者たちだ。他人の感情に触れられる少年・御蔵真久良、時間を5秒追加できる少女・式根稀音、視界を映像記憶に変える少年・大野原春、怪物を視る少女・神津うづ花。社会から隔離された島に暮らす彼らの青春は、少し変わっている。「おまえが俺を好きじゃなくて本当によかった」「好きになる相手をまちがえたら人生おしまいよ」「これは愛じゃないから安心して」「同じ物を好きにならず、同じ者を嫌いになれた」それは恋と嘘と契約による夏の怪獣ミステリー。そして、ありふれたハッピーエンドの物語だ。
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