著者 : 丸戸史明
色あせないメモリアルの数々-。大人気青春グラフィティ「冴えない彼女の育てかた」ファンブックが再び登場!恵、英梨々、詩羽がアニメのことを振り返るなど今では入手困難な短編を完全収録。そして劇場版のために深崎暮人が描き起こしたあの設定画も初公開!さらには劇場版をより深く楽しむための原作者インタビューに加え、総監督・キャストインタビューと読み応えたっぷりの内容に、書き下ろし小説は…「すいません最初から総没って言ってください恵さん!?」倫也が恵に大きな決意を誓うきっかけとなった「blessing software」初の商業仕事を収録!
「せっかく今は女子だけなんだし、もうちょっと女子会っぽいこと話さない?」ゲームのロケハン旅行先での露天風呂女子トーク。「駄目、駄目だわ…これだと倫理くんは完全に堕ちてしまう」人気ラノベ作家によるメインヒロイン演技指導。「あたしそれ本当に言ってたの!?」今、明らかになる同人イラストレーターが過去に交わした約束。「絶対にトモを脱どう…脱オタさせてみせる!」ガールズバンドに所属する非オタ従姉妹の押しかけ宣言。俺、安芸倫也がプロデューサーを務める同人ゲームサークルblessing softwareヒロインたちの隠された魅力を描く短編集が再び登じょ…って恵、隣にいる女性はだれ!?
大人気青春グラフィティ「冴えない彼女の育てかた」原作ファンブックがついに登場!本編追加エピソードやIFストーリーなど、これまで書き下ろされてきた店舗特典小説を200ページ以上収録し、初公開情報も含んだメインキャラクター解説。貴重な情報満載の丸戸史明&深崎暮人インタビューと、盛りだくさんの内容に加え、書き下ろし小説として…倫也が恵に初めて語る豊ヶ崎学園合格秘話を収録!「冴えない彼女の育てかた」ファンならば誰もが胸がキュンキュンするような永久保存版のメモリアル!
「俺…恵が好きだ!三次元のお前が好きだ!」“転”のイベントを乗り越え「blessing software」の新作ゲームも完成までラストスパートを迎えた俺は、恵へ一大決心の告白をした。「お前を、胸がキュンキュンするようなメインヒロインにしてやる!」桜舞い散るあの坂道での運命の出会いからすべては始まった。いくつもの困難にぶつかりながらも、一緒に夢を追いかけてくれた仲間たちがいたからこそ、向き合えた想い。「わたしは、あなたが望む、メインヒロインに、なれたかな?」もうお前は、冴えない彼女なんかじゃない、胸がキュンキュンするメインヒロインだ!冴えない彼女との恋物語、完結!
誰もが求めていなかった“転”のイベント。停滞するサークル副代表、加藤恵の前に新生「blessing software」の少女たちが現れる。そして倫也と同じように、恵もまた大きな決断をすることに。なぜ少女は、オタクで、自分勝手な少年と一緒にいることを選んだのか。フラットで感情表現が適当と言われていた少女はもういない。ここにいるのは、メインヒロインの座を決して譲らない冴えない彼女ー。サークル代表不在の裏側を描く、少女たちのギャルゲー制作。
悩みに悩みぬいたメインシナリオ『叶巡璃ルート』に解決の糸口を見つけ、一番の功労者で「blessing software」のメインヒロイン担当の加藤恵と誕生日デートの約束をした俺だったが…。「悪い、実はそっち行けない」『…』「聞こえてるよね〜?俺の言ったこと、認識してるよね〜?」あろうことかデート当日にドタキャンし、向かった場所はー病室だった。そこでとある人物から聞かされた話を受け、俺は大きな決断をすることに。そしてその結果ー『わたし、やっぱり、あなたの、メインヒロインに、なれないよ』一気にメインヒロインの攻略難易度は跳ね上がってしまい!
英梨々、詩羽先輩、それぞれをモデルにしたシナリオを執筆したことで、彼女たちの問題をクリアした俺ー安芸倫也。伊織にも「最高のモノを作れ」と煽られ、ついに“メインヒロイン”シナリオ『叶巡璃ルート』を書き始めた俺だったが、どうしてもあるイベントで行き詰まってしまっていた。イベント番号:巡璃15 条件:最終ヒロイン選択で巡璃を選択した場合に発生 概要:巡璃、主人公を意識するようになる その内容に満足できず、納得できず、書き直しては消してを繰り返し。そうして、悩みに悩んだ俺が頼った相手とは…。
加藤と英梨々の和解を経て、ゲーム制作に専念できる環境が整った俺たち「blessing software」は、夏に向け作業を進めるべく、海の見える温泉地で合宿を行うことになった。「皆さんにおかれましては、イラスト映えするかわいやらしい水着の準備をよろしくお願いしますっ!あ、先輩もカッコいやらしいビキニパンツ的な水着よろしくお願いしますっ!」「…その合宿、サークル代表的に何もかも初耳なんだけど」しかも、なぜか英梨々・詩羽先輩のOG2名まで同行することに!!さらには、そんな状況に追い打ちをかけるように、あの“ラスボス”までもが彼女らを追ってやって来てー!?
英梨々が渾身の力で描き下ろした、たった一枚の絵に大きく揺さぶられたblessing software。自らのシナリオで難局を乗り越えた倫也だったが、その陰では少女たちの「戦い」と「駆け引き」があった!ノーテンキ娘と暗黒女子大生のすれ違いだらけの女子トーク、今は道を違えたかつての盟友ふたりの夜の密会、悩めるイラストレーターの同人誌即売会での“あり得なかった”出会い。そして、加藤と英梨々が下した、ふたりだけの答え…。新生サークル最初の危機の裏側とその後を描いた、倫也の知らない少女たちの物語が、再び綴られるー。
プロデューサーに天敵・波島伊織を加え、俺、安芸倫也が企画した新作同人ゲーム『冴えない彼女の育てかた』制作のため、ついに走り始めた新生「blessing software」。だが、その矢先ーかつての仲間・英梨々の1枚のイラストが、サークル内に波紋を巻き起こしてしまった。「わたし、この人と比べられなきゃならないんですか…?」「なんなん、だろうね…もう」ライバルの進化に震える出海ちゃん、親友への苛つきを抑えきれない加藤、そして幼なじみと仲直りをしたはずの俺は…。新生サークル最初の危機、救世主は思わぬところから!?
新学期を目前に控えたあの日、かつての「blessing software」は終わりを告げた。そして新学期、俺たちは新たなメンバーを迎え、新作ゲーム製作のため、再び走り出そうとしてー。だが、まだ手探りなまま始動した新体制に、少しずつ、しかし致命的な綻びが見えはじめてしまい…!?
澤村・スペンサー・英梨々。外交官を父に持つハーフお嬢様にして美術部エース。その裏の顔は、人気同人作家・柏木エリ。霞ヶ丘詩羽。学園トップの成績を維持し続ける孤高の才媛。その裏の顔は、人気ラノベ作家・霞詩子。…そう、これは『安芸倫也の知らない世界』の物語。二人の出会いと、そして冬コミの後の「あの決断」の裏側を描いた、少女たちの側の物語。
あの晴れた春の日、桜舞い散る坂道で「彼女」と出逢ったことで動き出した、俺、安芸倫也の夢ーゲーム作り。幼なじみの英梨々、憧れの詩羽先輩、従姉妹の美智留を巻き込み、紆余曲折ありながらも冬コミでの同人ゲーム完成まであと僅か…その目前で、俺が全てを台無しにした。「安芸くんが正しいことをしたと思ってる。でも、許せない」そんな言葉とともに開いてしまった加藤との距離。仲直りしたはずの英梨々のスランプ。そして、詩羽先輩の卒業。冬コミから変わってしまったサークルの関係に、俺は悩み抜き、ひとつの決断を下す。そして、また春がやってきて…。
俺、安芸倫也と加藤恵との運命的な出会い(※個人の感想です)から始まった同人ゲームサークル。その制作の裏側では、実はいろいろな事件があって…本当に大変だったんだ。「倫也!今からエッチシーンのネーム行くわよ」英梨々のオトナな同人誌の原稿を手伝わされたり。「倫理君。こっちに…来なさい」詩羽先輩へのインタビューがとんでもない状況に発展したり。「トモ…あたしに悦びを教えて」美智留を俺色に染める調教デートに出かけたり。そんな楽屋裏を描いた短編集が登じょ…って、表紙だれ!?
「後はあたしたちに任せてラノベ新作の方に全力投球してくださいな さよなら霞ヶ丘詩羽…永遠にね」「その言い方、厄介払い感満々ね澤村さん」…ということで、ついに詩羽先輩渾身のシナリオが完成!そのお祝いとして、先輩とショッピングに出かけた俺(と後をつける二人)だったが、そこで彼女からとんでもない選択を突きつけられることになりー。しかも、元・親友にして現・宿敵の伊織から、思わぬカタチでの宣戦布告が飛び込んでくる!慌てる俺たちの前に姿を見せたのは、伊織と、そして…!?
詩羽先輩に続き原画担当の英梨々の作業も快調に進み、順風満帆に思えた同人ゲーム製作。だが、意外な落とし穴が…。「って、結局絵とシナリオ以外は何も進んでないってことじゃないの!BGMとかどうすんのよ?」悩む俺に追い打ちをかけるように、突然家出中の徒姉妹・美智留が転がり込んでくる。男と同居していることなんて頭の隅にもないような無防備な美智留に振り回される俺だったが、彼女の奏でるギターの旋律に心を奪われてしまいー。「一緒に、最強のギャルゲーを作らないか?」「…は?」ここに、非オタクのバンド少女と俺の“戦い”が幕を開ける!!
詩羽先輩との甘い一夜(?)を経て、無事我らが同人ゲームのプロットが完成。次は英梨々によるキャラデザなのだが…「被告人に問います…なぜ急に髪型変えてきたの?」「え〜と…なんとなく、かな?」「そんな理由で、あたしの作業量を倍以上に膨らまそうとしてるの!?」「いえ裁判長!被告人は常々『キャラが立っていない』『あ、いたんだ』などと誹謗中傷を繰り返され、犯行当時は心神喪失の状態にあったとして無罪を主張…」「別にわたし、そこまで言われなくても…」加藤の髪型チェンジにより、混乱するサークルの面々。だがその裏で英梨々が引き抜き!?秘めた想いを胸に、夏が始まる。
紆余曲折を経て、動き出した我らがゲーム制作サークル。ついに俺、安芸倫也のクリエイターとしての栄光の日々が始…「何言ってんの、今月末までにキャラデザなんて無理!」「時期が悪かったわね。ちょうど新作の執筆に取りかかってるの」「や、約束したよな二人とも?ちゃんと俺のゲーム制作に協力してくれるって!」「確かにやるとは言ったけど、まだその時期の約束まではいてないでしょ?」「つまり、私たちがその気になればゲームの完成は10年20年後ということも可能だろう、ということ」「どうやってゲーム作るのこのサークル!?」メインヒロイン育成コメディ、いきなり波乱の第2巻。
これは俺、安芸倫也が、ひとりの目立たない少女をヒロインにふさわしいキャラとしてプロデュースしつつ、彼女をモデルにしたギャルゲームを製作するまでを描く感動の物がた…「は?なんの取り柄もないくせにいきなりゲーム作ろうとか世間なめてんの?」「俺にはこのたぎる情熱がある!…あ、握り潰すな!せっかく一晩かけて書き上げた企画書なのに」「表紙しかない企画書書くのにどうして一晩かかるのよ」「11時間寝れば必然的に残った時間はわずかに決まってんだろ」「もうどこから突っ込めばいいのよ…このっ、このぉっ!」…ってことで、メインヒロイン育成コメディはじまります。