ラノベむすび | 著者 : 川崎悠

勇者パーティーへの勧誘と魔法修得のため、クスラ王国最強の魔術師がいる場所へ向かうシンタたち。強い魔物相手に必死に反撃を繰り返すシンタの前に、突如、土と火の魔法を操る青い髪の魔術師メイリア＝ユーミシリアが現れる。人物紹介の悪行に『亜人の誘拐を依頼』…おいおいおい。マジで言ってんのか？新しい悪女の登場で生き残りをかけた騙し合いが加速する腹黒冒険ファンタジー！

外見は最高でも中身が悪女とか…。表向きは健全な勇者を演じているシンタは、裏では密かに女王の身体を性的に肉体改造し、懐柔しようとする計画を順調に進めていた。そんな折、自分の気持ちがシンタに向き始めている事に戸惑いを覚えた女王は、現代人である彼に盗賊の討伐を任命する。殺人という行為に召喚された者は心を病んでしまう事が多く、そこへ救いの手を差し伸べることでシンタを操ろうという企みだったのだが…。

突如、魔王討伐の目的で異世界へ召喚された篠原シンタは、相手のステータスを見るチートを駆使して、自らを召喚した王女を見てみると、なんと魔王討伐後に暗殺予定と表記されている。そう、ここは勇者の命などなんとも思わないクソな異世界であった。シンタは服従しているフリをしていくことになるのだが…。