著者 : 本葉かのこ
ハケンの落とし前! 文具会社の猫と消えた食券ハケンの落とし前! 文具会社の猫と消えた食券
高山花穂、28歳、一人暮らし。趣味、節約料理。職業、派遣社員。派遣の自分に自信が持てず、常に人の顔色を窺いながら相手に合わせて生きてきた。そんななか新しい派遣先で出会ったのは、あえて派遣でいる自由奔放で仕事のできる宝城きわ子と、社会性ゼロだけれど天才的な開発部エースの国枝誠二。自分の生き方を自分で選んでいる二人と触れあううちに、花穂は自分の「好きなもの」が分からなくなっていることに気がついてー「自分の人生の責任をとれるのは、自分だけ」きわ子さんの一喝は、ききます。
やおよろず百貨店の祝福 神さまが求めた“灯り”の謎やおよろず百貨店の祝福 神さまが求めた“灯り”の謎
「福本福子。福を呼び込みそうな、ええ名前や」-そんな理由で、マル秘部署の神様専用の外商部『七福神ご奉仕部』に配属された福子。初めてのお客様は、福子と馴染み深い神社の祭神である福禄寿様。しかし希望された“灯り”を持参した福子はけんもほろろに扱われ、ケンカになって泣かせてしまう。さらに落ち込む暇もなく、恵比寿神から「夏を涼しく感じる器」の注文が来る。見繕ってお持ちするもダメだしの嵐!三度目の正直に勝負をかけるが…?「お客様は神様です!」神と人との絆が結ぶ、お仕事コメディ!第3回富士見ノベル大賞入選作!
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