著者 : 氷高悠
「後悔させないから、覚悟してよね」出逢いは、戸惑いしかないスタートだった。「大丈夫だよ…私は、ずーっと、そばにいるからね…」一緒に過ごす、楽しいしかない毎日が、俺も彼女も変えた。「だって、もうー私は逃げたくないから」いつだって、可愛いしかない結花と過ごすために。「許嫁バレ」の最大のピンチ。そして、佐方家を揺るがす「母との再会」。だけどきっと俺と結花なら、ハッピーエンドに変えられる。だって2人の未来は笑顔しかないからー!君ありて幸福。秘密の同棲ラブコメ「地味かわ」堂々完結巻!
父との不仲で家出した俺、鷹戸流稀を拾ったのは、同級生の加古川青緒だった。そんな青緒と俺が交わした『契約』は…彼女の家族になって、一緒に暮らすこと!?「お兄ちゃん。誰もいないから、充電さーせてっ!」学校では優等生の青緒が、家では『兄』の俺にめちゃくちゃ甘えてくる!?さらに、いつもは気だるげだけど本当は背伸びしたい青緒の妹・絆菜。青緒の従姉で学校でも人気の先生・ゆかり。加古川家の美少女三姉妹から、徐々に可愛がられて…不思議な関係だけど、毎日ドキドキと楽しいことばかり!?『家族』になって、恋が始まる。ハートフル同居ラブコメ!
2月14日。恋人たちの一大イベント・バレンタインデー、そしてこの日はなんと結花の誕生日!そんな大切な時期を迎えて、俺たちに大きな「転機」が訪れる!「佐方くん。私が作ったチョコ、受け取ってください」同級生たちから背中を押されて、学校で結花が俺に告白!?かつての苦い思い出を乗り越えて、俺も前に進むことに!そしてもう一つの「転機」は、「和泉ゆうな」としての成長。ユニットの結成や、新たな『八人のアリス』の発表。応援してきた彼女との、笑顔の軌跡が実を結ぶ!これからも2人なら大丈夫。たとえ、どんな『ハプニング』が起きたとしても…!
にぎやかな大晦日、年が明けて晴れ着で初詣!結花との楽しい冬休みを過ごすなか、俺は重大な決断をした。俺と結花の関係を進めるため、ご両親への挨拶で結花の実家を訪問!ところが、お義父さんが明かすまさかの「真実」と「課題」。それをクリアするため、俺は中学時代の黒歴史と、ついに向き合う。来夢と再会することに…って、なぜかそこに結花も乱入!?そして、結花もいよいよ大きな決断。同級生と仲良くなるため俺との関係、そして「もう一人の自分」も告白することに!?結婚に向けて、俺たち自身と周囲が大きく動き出す。驚くことも、難しいことも、結花と一緒なら、きっとなんとかなる!
ハプニングを乗り越えて、ライブも修学旅行も大成功。そして季節は12月!冬休みを前に、遊一と結花の関係が、さらに前に進むためのイベントが盛りだくさん!「遊くん。私、クラスのみんなと仲良くなるために頑張る!」教室や打ち上げで。眼鏡の結花が奮闘して、コスプレまで!?「ふへへー♪遊くんと北海道デートー♪」結花のインストアライブについていき、今度は2人だけの旅行!しかもハプニングで、外でお泊まりすることに…!?そして、やってくる恋人たちの記念日・クリスマス。初めての聖夜に遊一と結花が手に入れた「大切なもの」はー。
★今回は私、綿苗結花が紹介★ついにきました、遊くんと行く沖縄への修学旅行!さらに、私とらんむ先輩のライブも決定!?嬉しいことが次々と決まるけど、ハプニングも続出して!?
結花と暮らす初めての夏休みも過ぎて、秋に待つのは文化祭。クラスでコスプレ喫茶をやることになり、結花もまさかの学校モードでメイドに変身!?不安な結花は家でもメイド服で練習したり、相変わらずドキドキが止まらない許嫁生活!そんな中…「遊にいさん、って呼ばせてください。よろしくお願いします!」結花のきょうだい・勇海が家にやってきた!姉のことが大好きな勇海だけど…結花はなぜか塩対応!?さらに俺はなぜか勇海に慕われ、距離が急接近!?実は勇海も姉と同じく、外では見せない『秘密』の持ち主で…結花の家族も交え、学校でも家でも新たな可愛いがたくさん!魅力深まる第3巻!
地味で目立たない同級生・結花と、いっしょに暮らし始めて数ヶ月。プールで水着姿に見とれたり。変装デートを楽しんだり。七夕には2人で秘密のお願いをしたり。可愛さしかない彼女との生活はー思ったよりも楽しい毎日!そんなとき…「ねー綿苗さん、佐方のこと…好きっしょ?」「は、はぁっ!?」クラスのギャル・二原さんから、まさかの急接近!?さらに…「夏休みだし、遊びに来ちゃった☆」うちに突然の来訪!?秘密がバレそうになるピンチ!って、二原さんにやきもきして、結花の大胆さも暴走!?でも、このハプニングが、俺と結花を少し成長させるー可愛くて、心温かくなれる許嫁生活第2巻!
女子が苦手で2次元しか興味ない。そんな俺が、誰かを好きになるわけない。そう思っていた時期がありました…高校2年で、親の都合で結婚することになった俺。相手はー「…綿苗結花です」地味で目立たない、クラスの同級生!?そんな彼女の許嫁として、一緒に暮らし始めたら…「さ、最近の推しヒロインは誰ですか?」趣味が同じで、まさかの意気投合!?そして…「『遊くん』って、呼んでもいい?」「お風呂、入ろっか?」「いっしょに寝るの、覚悟してるんだよ?」次第に学校では想像できない大胆さに!?彼女の素顔と、2人だけの生活は、可愛いところしかない!?
感情が昂ぶると、最悪、死に至る病ー『感情性自己免疫疾患』。そう診断されて以来、僕にとって、感情なんて無価値なものだ。喜び、怒り、哀しみ、楽しみーどんな感情も、僕を蝕む存在。だから僕は、感情を持たない。誰のことも、好きにならない。そんな僕に向かって、クラスメートの奈々川恵実さんが言い放つ。「-私は、四東くんのことが好きっ!!」僕が誰かを好きになるなんて、あり得ないはずだったんだ。だって誰かを好きになったら、僕は命を落としてしまうのだから。だけど芽生えていく自分の感情を、止めることはできなくて…。これは、感情を持たない僕と、感情豊かな彼女の物語。
佐由梨たちの入部により、廃部の危機をなんとか回避することができて。マンガやアニメの話をしたり、ゲームで遊んだり、マンガを描いたりといった、『すみマン』の平和な毎日は続いていた。けれど、そんな僕たちの日々に変化が訪れる。文化祭が近づいたある日、幽霊部員状態だった、現団長である佐倉川真音先輩が、ふらりと姿を現したのだ。現役女子高生マンガ家でもある真音先輩の復帰で、僕たち『すみマン』の人間関係も少しずつ変わっていく。そして、僕は真音先輩から、アシスタントになることを持ちかけられる。しかしそれは、『すみマン』での部活動といずれかの選択を迫られるもので…?モブキャラな彼女と繰り広げる学園ラブコメ第二弾!
「残念ながら、わたくしは貴方とお付き合いできませんわ」告白した覚えもないのに、なんか突然フラれたんだけど…。-話を少し戻そう。アニメを観たり、本を読んだり、マンガを描いたり。それが僕の所属している部『すみマン』の活動内容だ。だけど『すみマン』は、人数不足で廃部寸前。そこで僕は、クラスメートの地味な少女、佐藤佐由梨さんを勧誘しようと試みる。けれどなぜか、我が校の二大美少女の一人、美園姫芽さんに告白したと勘違いされてしまい…?キラキラ輝くメインヒロイン級の少女たちに囲まれながら、それでも僕は、モブキャラな彼女と学園ラブコメを繰り広げる!
「熱いですっ!私、燃えてきましたっ!」心も身体も引火しやすい少女、せきゆちゃんは油天国『ユデン』出身の油天使。廃油にされそうな彼女を救うために、せきゆちゃんと結婚した水並灯也は、彼女から出る無限の石油で石油王としての勝ち組人生を滑り出してー!?「灯也がお世話になってますっ!」突然高校に流入してみたり「あんまり、見ないでください…」お風呂を油田にして恥じらったり「これを塗ってくださいっ!」石油バディにサンオイルをおねだりしたり、かわいい化石燃料との新婚生活は、幸せもイチャイチャもハイオク満タンです!火気厳禁な嫁と掘り出す、オイルショックラブコメディ!
「舞華は『影の使徒』を討つものだから」テンプレ展開を引き起こす加護『テンプレートデイズ』の影響で、押しかけ許嫁ティナと愛しの幼なじみ美織の間で板挟みラブコメな日常に叩き込まれたおれ、結野奏汰。カオスで騒がしい生活にもようやく慣れた…そんなふうに考えていた時期が、おれにもありました。巨大な炎の剣を振るう転校生、夜霧舞華!影次元より襲い来る魔物たち!急に目覚めるおれの異能力!そして春なのに始まる水着イベント!なんで異能バトルに路線変更してんだよ!?最後のやつ関係ねーし!テンプレを極めテンプレを越える、新次元ラブコメ!
「神様!空から女の子が!」幼なじみの天里美織(貧乳)と結ばれるために「お約束」を司る『テンプレの神様』の加護を得たおれ、結野奏汰。ところが突然窓をブチ破り降ってきたのは、皇女で、許嫁で、巨乳で、おれへの好感度MAXな美少女、ティナだった!ティナのオタク文化を誤解したアプローチのせいで、おれの日常は崩壊。しまいにゃ暗殺者に命まで狙われるし…。しかも「幼なじみは噛ませ犬なのがお約束」だからって、美織とくっつくのが無理ゲー化するとか、これ加護じゃなくて呪いじゃねーか!?テンプレすぎてテンプレじゃない、新次元ラブコメ降臨!!
魔法連盟ーそこは世界の守護者を選別する機関。選ばれし少女たちは、今日も平和を守るための戦いに臨む。そして、高校生・有絵田ほのりは憤っていた。選別されて9年目、倒した敵は数知れず。そう、いまだ彼女は戦い続けていたのだー時給0円!勤務時間は流動的!交通費、一切なし!この物語は、理想と現実の狭間で苦しむ少女たちの人生を描く社会派ドラマ、なんてことは決してなく、有絵田ほのりの苦悩と不満と殺意と、そしてほんの少しのバイオレンスを、てきとーにまとめたマジカルワーキングコメディなのである。第26回ファンタジア大賞“銀賞”受賞作。