ラノベむすび | 著者 : 江波光則

著者 : 江波光則

ソリッドステート・オーバーライドソリッドステート・オーバーライド

出版社

小学館

発売日

2024年3月18日 発売

ジャンル

鬼才が描く、荒野を旅するSFロードノベル いつか未来の地球。大陸を占める合衆国と南に隣接する首長国連邦は、東西に伸びる3775キロの国境線で200年にも渡って戦争を続けていた。しかしそこに、人の兵士はいない。兵士は全てロボット。そんな戦闘の最前線地帯を二体のロボット、マシューとガルシアはポンコツトラックで移動中。二体の本業は戦闘で壊れた兵士ロボットのスクラップ集め。副業は兵士ロボットたちに向けた「ラジオ番組」の24時間配信。 「……戦場からお送りするファー・イースト・ゴー・ウェスト・チャンネルをお聴ききの皆様、こちらマシューとガルシア。戦線は200年と10日現在、相変わらずの激戦下。俺たちは砲弾が飛び交い兵士同士が壊し合う中、相変わらず暢気に旅を満喫中」 ある日マシューとガルシアが見つけたのは、戦場にいるはずのない「人間」。12歳の少女マリアベルだった。二体と一人の暢気な24時間実況中継の旅は、戦闘真っ只中の長い長い国境地帯を辿る。マリアベルの「家」があるという「西の果て」を目指して。 鬼才・江波光則が描く、荒野を旅するSFロードノベル!

デスペラード ブルースデスペラード ブルース

出版社

小学館

発売日

2018年12月18日 発売

ジャンル

己を取り戻すため、ならず者たちは牙を研ぐ 神座市という町で起きた一家殺害事件。 その生き残りである主人公・筧白夜はその記憶から逃れるように地元を離れ、建設現場で日銭を稼ぐその日暮らしを送っていた。 だが、その日常がある日突然壊される。 同じく、神座市出身だと名乗る、同僚の長谷川黒曜の登場によってーー。 ヤクザの傘下でノックアウト強盗を働く、一河紺。 義足の殺し屋、柏葉吐月。 建設現場の警備をする、神座市出身の鮫島元春、鱶田不知火。 白夜たちを派遣している会社の社長と繋がる風俗嬢、舞浜歌織。 さまざまな人物たちの思惑は、狭くも広くも神座市に集約されてゆく。 それは、何者かの意思か、人間の生み出す引力か。 殺人、死闘、詐欺、ドラッグ、etc... 白夜は、いつしか神座市の覇権を巡る南雲、羅紋、御子神という三家の争いに巻き込まれ、かつて習得した殺人カラテを武器に、己の家族が受けた悲劇の真相へと迫っていく。 街を追いやられた男たちは、ふたたび人生という賭場を取り戻すべく牙を研ぐ。 鬼才が描く、新たなクライムサスペンスシリーズ、始動! 【編集担当からのおすすめ情報】 常に、スリリングな小説をお届けし続ける鬼才の新シリーズ! ガガガ文庫では『鳥葬』シリーズ、『ボーパルバニー』など。 ハヤカワ文庫JAでは『我もまたアルカディアにあり』など。 幅広い作風でファンを魅了しつつけている作家の最新作。 今回は、街を取り合うクライムサスペンス。格闘小説としての一面もあり、とても美味しい一冊となっています。 シリーズ展開予定ですので、ぜひこのご機会に!!

ボーパルバニー #2ボーパルバニー #2

出版社

小学館

発売日

2016年4月19日 発売

ジャンル

首切り兎、再び。入り乱れるは血と硝煙。 ある傭兵部隊が盗み出した30億円相当のダイヤモンド。 正規登録されていない違法ダイヤモンドを現金に換えるべく、彼らがダイヤを輸送している途中に事件は起きた。 バニーガールの強襲。つまり呂商会の介入。 一刻を争う傭兵部隊は、日本に人員を派遣し30億円を抱える男との連絡をとる。彼もまた、バニーガールに執着する謎の男だったーー。 その他様々な組織が入り交じり、この大きな山をかすめ取ろうと跋扈する。 ダイヤと金を巡る混沌が、再び世界に首切り兎を呼び込んだ。戦いの空気が、最凶の兎を世に放つ。 巫女、カウガール、チャイナ服。そしてバニー。 各組織が持つ、最強の戦闘員同士の戦いが幕開き、大金を巡る四組織、四者四様の殺し合いの火蓋が切って落とされる。詐欺、裏切り、だまし討ち。さらに血と消炎が吹き荒れて、全てが過ぎ去った荒野にはきっと何も残りはしない。ただ、栄光と欲望の残り香が彼らの死体を包むのみ。 果たして本当の勝者は誰なのかーー。 セックス&バイオレンス第二弾。 イラストは、ライトノベル、ソーシャルゲームなどで活躍中の中原。

ボーパルバニーボーパルバニー

出版社

小学館

発売日

2015年9月18日 発売

ジャンル

今宵も、バニーガールがやってくる。 --3年前、とある6人組が、中華系マフィアの金庫番一家を強襲し、3億円を強奪した。 その事件は、闇にのまれ、以降ニュースに取り沙汰されることもない。 それから波風の立たぬ生活を送っていた俺たちだが、ある日仲間うちの一人が、繁華街の路地裏で首を切られて死んでいた。 心当たりは、もちろんあった。 愉快犯で、たまたま仲間が殺されただけ、そんなことも考えた。 だが、同時にまた一人、仲間が消えた。 完全に、クロだった。 狙われているのは、俺たちだった。 そして、街には不思議な噂が流れ始める。 バニーガールが、殺しに来る、と。 華奢な見た目を装った、バニーガールが襲いに来る、とーー。 決して犯してはいけなかった罪を、きっと犯してしまったのかもしれない。その贖罪にはもう遅く、しかし罪を受け入れるにはまだ早い。 俺たちは、この理不尽な死神から、逃げたり立ち向かったりしながら、緩やかに死んでいく。 ーーそして今宵も、彼女はやはり、やってくる。 ピンヒールを優雅に履いて、レオタードに身を包み、真っ白な髪の綺麗な顔で、ご丁寧に赤いグラサンまでかけている。 そうだ、彼女がやってくる。 バニーガールがやってくる。

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