著者 : 青季ふゆ
陰キャぼっち人生を打破するべく魔法学院に入学したユフィは、規格外の攻撃魔法をきっかけに陽なオーラ全開のメンバーが集結する生徒会に入会することになった。しかし聖女になるために必須の回復魔法が相変わらず落第点のユフィは、授業で魔法力を鍛えるためには身体を鍛えることが重要だと学び、その攻撃魔法力とは裏腹にダメダメ体力を是正するため、筋トレ馬鹿のジャックと何故かビルドアップに励むのだった。そんな折、五月祭と呼ばれる学園の行事で開かれる演武会で、なんとユフィが回復魔法部門の一人として選出されてしまい…。
リンドベル伯爵家のリリアは離れに隔離され、家族に虐げられる日々を送っていた。そんなリリアは腹違いの妹マリンにあらぬ冤罪をかけられ投獄させられてしまう。水しか与えられず、リリアの頬はこけ、目は一切の光を宿していなかった。そして呆気なく飢え死んでしまったのだがー目覚めると投獄の2週間前に戻っていた!死の運命から逃れるべく、リリアは投獄される前に覚えていた宝くじの当選番号を使い百億マニーを獲得する。何不自由ない豪遊生活をーとはならず。何かと休まらない日々が押し寄せてくる!?
「消えてなくなれ私の黒歴史!」-聖女になりたい。ユフィ・アビシャスが心の底からそう思った理由はただ一つ。『ユフィちゃん、いつも一人だね』忌々しきこの言葉を人生から撲滅するためだ。幸いなことに、平民にもかかわらず並外れた魔力を授かったユフィは、聖女となって人気者になりたいという下心を胸に魔法学園に入学する。しかしユフィには秘密があった。ユフィが使える魔法はなぜか、男性しか使うことのできない攻撃魔法だったのだー。これは、そんなちょっとコミュ障な少女が、友達を一人作るという高い目標を挫けながらも聖女を目指して邁進する物語である。
高名な魔法師の家系であるエドモンド伯爵令嬢ソフィアは、六歳の時に魔力ゼロの判定を受け家族から冷遇される日々を送っていた。唯一の癒しは、ソフィアにしか見えないフェンリルのハナコだけ。十六歳のある日。国家間の交流パーティに出席したソフィアは、精霊王国エルメルの軍務大臣である竜神アランにハナコが見えていることに気づかれ、何故か結婚することに…!アランは愛のない契約結婚だと言うがー「三食もご飯を食べていいのですか…?」「ふわふわで柔らかくて、もふもふだわ…」これは、虐げられ続けた令嬢が竜に嫁いだことで、溺愛され、三食しっかり食べてもふもふを堪能し、無自覚に持っていた能力を認められて幸せになっていく物語。
忙しない日常から逃れて旅がしたい!そんな望みを、学年一の美少女と叶えられたら?東京に住む高校生、高橋翔は窮屈な日常に嫌気がさして旅に出ることを決意。駅のホームに着くと同級生、七瀬涼帆の姿が。思い詰めた様子の彼女を見て、翔は「俺と一緒に旅に出よう!」と誘ってー。最初は不信感たっぷりだった七瀬も、いつもの鉄仮面を脱いで足湯にほっこりしたり、ご当地グルメに舌鼓を打ったりと満喫し始める。「べ、べつに楽しんでなんかないんだから!」「私、夕陽が好きだったみたい」「ありがとう、私を旅に連れ出してくれて」ワケありクーデレ美少女と紡ぐ、解放感120%の旅ラブコメ!
ネットから小説家を目指す高校生・米倉透。優等生の浅倉凛に片想い中だが、幼馴染という距離感が邪魔して告白できずにいた。ある日透は、小説を投稿した後SNSに思いを発信する。『俺は幼馴染が超超超大好きなんだああああー!!!!』以来、クールな凛の態度が変わりはじめて…。手料理を振る舞ってくれたり、映画デートに誘ってくれたり、「私とハグ…してみますか?」とのお誘いも!?「勘違いしないでください。あくまでも、疲労回復のためです」「…(その割には準備万端だな)」あと一歩素直になれない幼馴染たちの純度100%青春ラブコメ!