著者 : NOCO
第30回電撃小説大賞“金賞”受賞作!“歪理物”-この世界の歪みを内包した超常の物体。伽羅森迅が持つ蒼剣もその一つ。願いの代償に持ち主を破滅させる“魔剣”に「生きたい」と願った彼は、生きながら周囲をも呪う運命を背負わされた。“本”に運命を縛られた無機質な少女・アーカイブと共に彼は“歪理物”が関わる凄絶な事件と戦いの日々へ身を投じるー彼の歪みに巻き込まれ、アーカイブの依り代とされてしまったあの少女を救うために。かつて希望を見せてくれたあの少女を…。「絶対に助ける。…たとえそれが、アーカイブを消すことになっても」二人の呪われた運命の歯車は、一人の女子高生と“文字を食らう本”に出会い、急速に回り出す。その先に待つ未来は破滅か、それともー。
「さて、それじゃあ…死にますか!」大切な人を応援するため、自らを犠牲にする少女。「それでは紗和さん。最後のデートを始めましょう」好きな人と再会するため、走り続ける少女。「世界が滅んでもいい。あなたが滅ぶなら構わない」親しい人を独占するため、隣界を滅ぼそうとする少女。ついに辿り着いた第一領域にて、緋衣響、時崎狂三、白の女王の殺し合いは終わりを迎える。戦い続けた少女たちが下す選択とはー。「長い時間が掛かりましたけど。ちゃんと、叶いましたわ」時崎狂三のもうひとつの戦争、ここに完結!
「狂三さんに大切な人ができたら、絶対に応援しますよ」白の女王と重なるかつての親友の面影。攫われた緋衣響。複雑な胸中を押し殺しながら、時崎狂三たちは第二領域で、白の女王率いる軍勢を迎え撃つ。絶望的な戦力差により刻一刻と追い詰められていく中、敵となった響を救い出す方法はー。「これはですね。婚約破棄物と呼ばれるジャンルでして…」「わたくし、婚約した覚えはないのですが」隣界の命運は悪役令嬢となった狂三に託された!?さあーわたくしたちの決戦を始めましょう。
白の女王の軍勢攻め入るファンタジー世界の第五領域へと辿り着いた狂三たちは、ギルドで冒険者登録をすることに。名称:時崎狂三、レベル:死シ死シシネネ、冒険者ランク:?天使:理解不能能能能能能能能ノウノウノウノウノウノウノウノウ“刻々帝”「本当に『わたくし何かやりまして?』案件ですよ」パーティメンバー(響、アリアドネ、蒼)も驚愕のステータスで、白の女王の目的を阻止するため、ダンジョンでチート無双する狂三だったが…。「彼女はわたくしと同じ精霊。恐らく、その反転体ですわ」最深部のラスボスは、いてはならないはずの精霊でー。
「第六領域への扉を開かせたいならーお金を稼いでね」第七領域の支配者ー佐賀繰由梨から提示された条件を満たすため、時崎狂三と緋衣響はカジノでお金を稼ぐことに。スロットでスリーセブンを出すも目標金額には、まだ遠く。時同じく第七領域に集う第二、第四、第六領域の支配者たち。「つまり皆様、わたくしと敵対するおつもり…ということでよろしいですわね?」支配者たちと全財産を賭けてポーカー対決をすることになった狂三は勝つための手段として、夜の街でバニーガールに!?さあーわたくしたちのギャンブルを始めましょう。
白の女王が支配する第三領域から脱出し、第八領域に辿り着いた時崎狂三。第八領域では支配者側の絆王院華羽と、叛逆軍の銃ヶ崎烈美による終わりなき戦争が繰り広げられていた。次なる領域に行くため戦争を終わらせようと狂三は、絆王院側につくのだが…。離ればなれになった緋衣響はなぜか叛逆軍側で着々と上官としての地位を固めていてー。「わたくしも折角ですから全力を出すことにいたしましたの」「全員撤退!あそこにいるのは自意識を持った爆弾です!」少女たちのひと夏の思い出は、花火のように鮮烈ながらも、散ってしまう儚さと寂しさもあり…。
謎の少女、白の女王との戦いに敗れ、時崎狂三は第三領域に囚われてしまう。「彼女は、時崎狂三の反転体。わたくしたちとは絶対に相容れない存在ですわ」同じく、囚われの身となっていた狂三の分身体から告げられる白の女王の正体。緋衣響の協力もあり、第三領域からの脱出を試みるのだが…。第三領域のトラップによって、狂三は七歳の姿になってしまいー!?迫るタイムリミットの中、逃げ切れるのか?
ヴェレーナ王国の天曜軍に所属するシルヴィアは、その才能を認められ頭角を現わしていた。そして、調子に乗って無警戒に突撃してしまいがちな彼女を窘めつつも優しく見守る姉のフェシリア。そんな中、同盟国のテアドール王国が侵攻してきたと報せが!しかも、その勢いは「獣のよう」と形容されるほど異様だという、戦を避けるべく交渉に向かうフェリシアだったが、そんな彼女の前にテアドール軍の将軍ヴェロニカが現れ驚愕の真相を明かすのだったー。
「この領域で我を通したい、と言うのであればーアイドルになって頂けないと」「意味が、わかりませんわぁぁぁぁ!?」第九領域に辿り着いた時崎狂三が、支配者の絆王院瑞葉から突き付けられた次の領域を開く条件はーアイドルになること!?「わたし、こう見えても割と凄腕プロデューサーここでやってたんですってば」緋衣響ーひびP指導の下、AAランクアイドルデビューを目指すことになった狂三だが道は厳しく…。「狂三さんがなるべきアイドルは“ケイオス”です」「まあ、混沌とは、どのような?」「イロモノです」「誰がドS中二耳年増乙女ですの」さあー私たちの戦争を始めましょう。
「…わたしに名前はありません。空っぽです。貴方のお名前は?」「わたくしの名前は、時崎狂三と申しますわ」隣界と呼ばれる場所で目覚めた記憶喪失の少女エンプティは、時崎狂三と出逢う。彼女に連れられ辿り着いた学校には準精霊と呼ばれる少女たちがいた。殺し合うために集まった一〇人の少女たち。そしてイレギュラーの空っぽの少女。「わたしは狂三さんの連れで囮…囮ですか!?」「ああ、囮が嫌ならデコイでも」「同じ意味じゃないですか!」これは語られるはずのなかった時崎狂三の物語。さあー私たちの新たな戦争を始めましょう。
世界は空を失った。海抜三百メートルから上空を覆いつくす“瘴気流”により、飛行手段が無力化されたのだ。そして、その空から襲来した人類の天敵“冥竜”。戦いは熾烈を極めたが、唯一“冥竜”に対抗しうる兵器“ULAT(超低空戦車)”の存在によって人類は滅亡を逃れたー。鳴門ミミは、その“ULAT”に憧れる高校二年生。ひょんなことから弱小PMC、幸塚対竜社の一員になった彼女の奮闘が今始まる!戦う少女たちの青春ガール・ミーツ・ガール戦記!!
秘書艦と戦闘という二つの激務を無事遂行した陽炎は、第十四駆逐隊の仲間とともに横須賀に戻るため佐世保を後にする。途中、呉に立ち寄った陽炎を待っていたのは、新たに配属された新人駆逐艦娘たち。陽炎は新人の指導係に任命され、横須賀へ彼女たちも同行させるよう命じられてしまう!そんな折、大切な仲間たちを守るため改二となった潮が現れ、第十四駆逐隊に変化の時を予感させる…。燃える駆逐艦魂を描いた『陽炎抜錨』シリーズ、堂々最終巻!!
秘書艦と戦闘という二つの激務を無事遂行した陽炎は、第十四駆逐隊の仲間とともに横須賀に戻るため佐世保を後にする。途中、呉に立ち寄った陽炎を待っていたのは、新たに配属された新人駆逐艦娘たち。陽炎は新人の指導係に任命され、横須賀へ彼女たちも同行させるよう命じられてしまう!そんな折、大切な仲間たちを守るため改二となった潮が現れ、第十四駆逐隊に変化の時を予感させる…。燃える駆逐艦魂を描いた『陽炎抜錨』シリーズ、堂々最終巻!!
北方海域の激戦を潜り抜け、幌筵泊地での任務を終えた陽炎たち第十四駆逐隊。横須賀鎮守府に帰還した陽炎を待っていたのは、秘書艦への就任だった!しかも、第十四駆逐隊も佐世保鎮守府へ派遣されることに!!新天地で今までとは勝手の違う業務に戸惑いの日々を送ることになった陽炎だったが、そんな中第十四駆逐隊が新たな攻勢作戦に参加することになりー。燃える駆逐艦魂を描く『陽炎抜錨』シリーズ、遂にクライマックス突入!待望の第6巻!!
キス島沖の敵艦隊を排除するため、陽炎たち第十四駆逐隊は北方の幌筵泊地に集結することに。極寒の海域で出撃を待つ彼女たちだったが、攻略艦隊の中心は戦艦や重巡洋艦で、なかなか機会が回ってこない。そんな中、軽巡洋艦の阿武隈や木曾、潜水艦のまるゆと交歓を深めていく第十四駆逐隊の面々は、まるゆにリンガで出会ったあきつ丸の面影を見る。しかし、そのまるゆが任務中に行方不明になってしまいー。燃える駆逐艦魂を描くシリーズ第5巻登場!
キス島沖の敵艦隊を排除するため、陽炎たち第十四駆逐隊は北方の幌筵泊地に集結することに。極寒の海域で出撃を待つ彼女たちだったが、攻略艦隊の中心は戦艦や重巡洋艦で、なかなか機会が回ってこない。そんな中、軽巡洋艦の阿武隈や木曾、潜水艦のまるゆと交歓を深めていく第十四駆逐隊の面々は、まるゆにリンガで出会ったあきつ丸の面影を見る。しかし、そのまるゆが任務中に行方不明になってしまいー。燃える駆逐艦魂を描くシリーズ第5巻登場!
それは駆逐艦娘の陽炎が横須賀に来る前のこと。指導役の神通、同じ隊の霞、霰、そして相棒である不知火。第十八駆逐隊に所属する彼女は、かけがえのない仲間に囲まれ、厳しくも充実した訓練の日々を送っていた。そんなある日、同型艦の黒潮から鎮守府祭開催の噂を聞き期待を彫らませる陽炎だったが、まさか自分が駆逐艦娘の代表者に選任されるとは思いもよらずー。今回は陽炎の呉鎮守府時代!
E海域の攻勢作戦で大きな戦果を挙げた陽炎たち第十四駆逐隊。だが依然として深海棲艦との攻防に終わりは見えなかった…。そんな中、秘書艦・愛宕から第十四駆逐隊に告げられた命令はリンガ泊地への転属!あくまで一時的な転属ということで南方へ赴いた彼女たちを待っていたのは、ここに所属する艦娘は自分たちだけだと言う叢雲とあきつ丸の二人でー!?話題沸騰のファミ通文庫版『艦これ』公式ノベライズに、待望の第3巻が登場!!
「號外」“墜落乙女”活キ人形と交戦す。-昨夜深夜。再び「活キ人形」上野に現はれる。帝都民に襲い掛るも、此れを屠る謎の乙女現はる。目撃者談に拠れば高所から墜落せしめ此れを撃退せり。時は大正、帝都・東京。今般、帝都民に悪夢を齎すのは、螺子巻き仕掛けの異形の化物「活キ人形」と、謎の魔術によってそれを悉く凄惨に屠る、異端の少女・墜落乙女ー。彼女を追う少年記者・乱歩が追跡の先に見るのは、誰をも寄せ付けない少女がその裏に隠した真実か、それとも…。血染めの美少女と堕ちる、鏖の暗黒夜話へようこそ。