著者 : nima
世界から魔法が消えて二百年後。フィオナは魔法が使えることと貴族令嬢である己の正体を隠し、宮廷錬金術師見習いとして充実した日々を過ごしていた。そんなある日、彼女は兄から産みの親と育ての親が違うことを告げられる。特に母親は魔法が存在すると噂されるリトゥス王国の王族であった可能性も浮上した。真実を知りたいフィオナは、レイナルド王太子殿下の力を借りてリトゥス王国を訪問する。訪問先でフィオナは両親のことを知るが、王国が隠していた歴史「世界から魔法が消えた秘密」までも知ってしまい、彼女たちは追われるはめに。果たしてフィオナたちはピンチから逃れることができるのか!?幸せな未来のために彼女が下した決断とはー。ファンタスティックラブコメディ、ここに堂々完結!
メイドとして伯爵家で働いていた没落令嬢アンヌマリーは、理不尽に解雇され家も職も失ってしまう。しかし、腹ぺこ貴族のディオンや移住先カナールで出会った人たちの助けもあって、料理店をオープンすることに!元メイド仲間のイネスやクロエも従業員として加わり、前世の記憶を頼りに和食を広めていく忙しくも充実した日々を過ごしていたアンヌマリーだったが、そんな彼女に更なる試練が…!?味噌に続いて醤油も原材料から忠実再現!?和食に目がない没落令嬢と彼女の料理に魅了された腹ぺこ貴族のお料理コメディ小説、第2弾!!
アンヌマリー(元男爵令嬢)は家が没落し、メイドとして伯爵邸で働くことになる。先行き不安の中、アンヌマリーは突然、前世の記憶を思い出す。その記憶により、彼女の中で猛烈な想いが膨れ上がる。「…味噌汁が…飲みたい…とっても飲みたい…」前世の記憶を頼りに、彼女はこの世界に存在しない和食をつくる決心をする。まずは味噌の素、コウジを作ろう(!?)と田んぼに出掛けた彼女は、働いている屋敷の貴族のディオンと出会い、なぜかおにぎりとお漬物を分け合うことになる。おにぎりを食べたその日からディオンは彼女の料理の虜になってしまい…!?和食に目がない没落令嬢と彼女の料理に魅了された腹ぺこ貴族のお料理コメディ小説第1弾!!
魔法が消えてから二百年後。魔法使いで没落令嬢のフィオナは、自作のポーションで別人フィーネに変身し、宮廷の錬金術師見習いとして頭角を現していた。そんな彼女に夢中な王太子レイナルドと楽しくて充実した日々を過ごすフィーネはある日、図書館で不思議な女性リズに出会う。魔法に興味を持つ二人は、お茶会の予定を立てるほどに意気投合するが、リズの本当の正体はこの国の王妃ーつまりレイナルドの母親で!?魔力空気清浄機の開発や初めて行く商業ギルド、兄の結婚式など次々と起こるイベントにフィーネは大忙し!彼女はフィオナとフィーネ、それぞれの立場でレイナルドとの関係性にも向き合うこととなり…。世界で唯一の魔法使いフィーネが巻き起こす、ファンタスティックラブコメディ第二幕!!
「めでたい知らせだ。我がスウィントン魔法伯家は没落することになった」「お、お兄様…、まったくおめでたくありませんわ…!」魔法が消えたはずの世界で唯一、魔法が使えるフィオナは、今まで力を隠して目立たぬよう生きてきた。しかし、婚約破棄と実家の没落がきっかけで彼女は、最先端の錬金術が行われる王宮のメイドとして働くことになる。過去に縛られないよう自作のポーションで別人「フィーネ」として二重生活を始めたフィオナは、持ち前の才能ですぐに錬金術師見習いへと昇格し、自由に研究できる幸せに喜びを見出していく。一方で、有能なフィーネに興味を持った王太子殿下は、どんどん彼女との距離を縮めてきてー!?魔法と錬金術、仕事と秘密の力が織りなすファンタスティックラブコメディ開幕!