著者 : toi8
殺戮因果連鎖憑依体ー。遥か古より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきた人類絶滅のプログラム。そんな仇敵に立ち向かうべき狩人たちは、長い歴史の末路に不毛な衝突を繰り返していた。最悪の厄災を生み出す種子となる、白鬼を巡る抗争こそ辛くも終結するも、新たなる鬼の脅威と、時を渡る旅によりこの世にふたり存在することになった乾叶を渦の中心として、傷つき、道を見失っていた狩人たちの運命は大きく動き出す。人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩。その新たな章の開幕となる、再起と転換の第5弾。
ヴェルムンド王国第一王女・イルミナ。国中の愛情は全て妹のリリアナに注がれてきたため、孤独の中で成長した。イルミナは自分が必要とされる居場所を掴み取るべく、国を繁栄に導く女王となることを目指す。理解者も増えて、全ては順調に進むと思われたがー。
『この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口くん』昭和二十七年。文士・関口巽は刑事・木場、担当編集の桜木とともに、東京を彷徨っていた。巷を騒がす連続神隠し事件。その被害者が消えた跡に、関口初の長編小説「蜃の楼」が残されていたため、犯人探しに巻き込まれたのだ。捜査線上に浮かぶのは、“S”と名乗る黒衣を纏った犯人像。一行は犯人を拿捕すべく、犯行の痕跡を追っていく。空を仰ぐと、視界には、天を衝く長大な鉄塔“スカイツリー”が鎮座してー。薔薇十字叢書随一の奇書、登場。
世界の運命を賭けた最終決戦、黒の王が君臨せし王都を目指せ!種族を超え、ユグド大陸連合軍が集結しかけたその時、シュザ率いる九領の鬼たちが蜂起。報復に燃えるエイレヌスまでもが義勇軍を襲来する。止まらない黒化病、連合軍内部から生まれる不和、そして目覚める新たなる魔神・シセラー定められた終焉へのカウントダウンが、今始まる!黒の王、そして「クロニクル」が告げる世界の真実。深き絶望により魔神と化したシセラを救うため、フィーナと主人公が選んだ最期の光とはー。セガが贈る正統派RPG『チェインクロニクル』、初の公式ノベライズ。「渾沌」から「輪廻」に至るもうひとつの「絆の物語」、ここに完結!
『エルフの妙薬』を手に入れたレジスは早速ディン家に舞い戻る。ウォーキンスや父との再会の挨拶もほどほどに、急いで母・セフィーナの治療を開始。『竜神の匙』を用いて『エルフの妙薬』を与えると、なんとこれまでの症状が嘘のようにセフィーナは回復を果たす。こうしてディン家に平穏な日々が訪れた…はずだったが、それを壊そうとするのが、あのアレクサンディアで…!?以前から浅からぬ因縁が見え隠れしていたウォーキンスとアレクサンディア。レジスが意図的に触れずにいた二人の関係がついに明かされる!?アレクサンディアの奇襲の意味するものとは?ウォーキンスの思いとは?『ディンの紋章』堂々完結!渾身の書き下ろしによる、誰も知らない最終章が始まる!!
人類軍の最重要拠点「黒ノ砦」、陥落ー。死霊の軍団を率いる「黒の軍勢」の強襲によって人類軍は絶望の色に染まりつつあった。深い悲しみのなかでも希望の灯火を消すまいと立ちあがる者たちーユグド大陸連合軍が立ち上がる。“隊長”率いる義勇軍を先頭に大陸の運命を決する大戦が、いまはじまる。謎の書物「クロニクル」の秘密を追うフィーナと“混沌を喚ぶ剣”を携え復讐に燃えるシセラ。二人の少女の願いの先にある絆とは?セガが贈る正当派RPG『チェインクロニクル』、初の公式ノベライズ。「渾沌」から「輪廻」に至るもうひとつの「絆の物語」、ここに開幕!
最果ての大陸「ユグド」を「黒の軍勢」の脅威から救うため、「義勇軍」を立ち上げた名もなき青年は、謎の書物「クロニクル」を持つ記憶喪失の少女・フィーナと出会う。フィーナを狙い、突如あらわれた破壊の魔神エイレヌスの前に立ちはだかったのは“渾沌を喚ぶ剣”を操る虹髪の少女・シセラだった。黒の軍勢への復讐を果たすため、義勇軍と行動をともにするシセラは、やがて自身と同じ復讐の炎を瞳に宿した赤毛の王女・ユリアナと邂逅する。人類の悲願である王都奪還作戦のさなか、黒の軍勢の急襲により陥落の危機にある聖都を守るため、義勇軍は“2人の復讐者”とともに仇敵との死闘に挑むー!セガが贈る正当派RPG『チェインクロニクル』、初の公式ノベライズ。「渾沌」から「輪廻」に至るもうひとつの「絆の物語」、ここに開幕!
殺戮因果連鎖憑依体ー。古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれる人類文明の宿敵。それを消滅させる唯一の手段が失われ、世界が破滅へと突き進むなか、最悪の黒い鬼を生み出すことを予言された少女と“門部”の生き残りを、あまりにも邪悪な存在と、数奇な運命に翻弄される狙撃手の少女が追う。積み上がる仲間の死と、『すべてを取り戻せる』という希望の裏に隠された残酷な真相を乗り越え、果たして逃亡者たちは、戦いに終止符を打つ約束の地に辿り着けるのか。人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩、希望と慟哭の第四弾。
殺戮因果連鎖憑依体ー。古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれる滅却すべき存在。それを滅ぼす狩人の一団“門部”は、同じ目的を持ちながらもはるかに巨大な組織“I”の侵攻によって陥落した。決死の逃避行を図る“門部”残党。差し向けられる恐るべき追跡者。そして動き始めた“ゲオルギウス会”の祓魔師たち。人類社会に虐殺と大戦争をもたらすという白鬼を巡り、世界そのものが滅亡への歩みを静かに加速していく中、狩人が狩人を追う、血塗られた追跡劇が始まる。人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩、緊迫の第三章が開幕。
エルフの峡谷に脅威をもたらしていた竜の討伐に成功したレジスたち。『エルフの妙薬』を手に入れるために、残る脅威は峡谷周辺に現れる帝国兵の存在のみ。障壁で守られている峡谷になぜ帝国兵が侵入できるのか?そもそも帝国兵の目的とは?様々な疑問と共に、捜査線上にある人物の名が浮かび上がる。その名はシャンリーズーかつてアレクサンディアと共に戦った大陸の四賢で…。偶然なのか必然なのか、五百年の時を超えて再会した二人を待ち受ける運命とは!?そしてレジスは『エルフの妙薬』を手に入れることができるのか?峡谷編完結!ついにレジスがウォーキンスとも再会を果たす、待望の第五巻!!
王都全体を巻き込んだ反乱を鎮圧し、褒美として『竜神の匙』を貰い受けたレジス。母・セフィーナの病を治療するために必要な品目は『エルフの妙薬』のみとなった。レジスはイザベルの先導でエルフの峡谷を目指すが、アレクも同行することになり…ソリの合わないイザベルとアレクとの旅は不協和音の嵐。たどり着いた峡谷でも重大な問題が起き、『エルフの妙薬』作りの場合ではない!?イザベルとアレクサンディア、2人の女性に挟まれて受難の日々が続く中、レジスは前世の無念を晴らし重病の母を救うために奮闘するー王都魔法学院を後にし、新たなる舞台で波乱に満ちた展開の第四巻、突入!
殺戮因果連鎖憑依体ー。古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきた、そんな存在の中でも最悪とされる、虐殺や大戦争を世にもたらすという白い鬼の七体目の憑依者となった少女を保護する“門部”だったが、ある真夏の夜を境に、彼女を取り巻く運命は大きく狂い始めた。情報統制を敷く“門部”式務とそれに抗う離反者たちの思惑がぶつかり合う中、謎に包まれた第三の鬼狩り組織が襲来する。白鬼の少女を守るべく戦う、封伐員たちを待ち受ける恐るべき運命とは。人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩、激動の第二章。
波乱の末、王都魔法学院の入試を突破したレジスだったが、入学早々、王都三名家の一つ・ラジアス家の刺客に襲撃を受けてしまう。幸いにして大事にはならず、刺客を撃退したことで騒動は終わりを告げるものの、レジスはすぐに思い知ることになる。これは王都全体を巻き込む大事件の始まりに過ぎなかったことをーバラ色の学院生活とは程遠いレジスの日常。母の病を治すため、そして友を守るため、彼の戦いの日々は終わらない!学院編完結となる待望の第三巻!王都で進行する貴族の陰謀を打ち砕くため、レジスの新たな戦いが幕を開ける!
殺戮因果連鎖憑依体ー。それは古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきた。鬼狩りの組織“門部”は、古来より改造眼球『天眼』と、時を止める柩『停時フィールド』を武器として鬼を狩り続けてきた。百刈圭と、乾叶ー心に傷を抱えながら戦う二人が遭遇したのは、歴史上たった六体しか現れていない“白鬼”だった。叶の親友に憑依したその鬼を巡り組織が揺れる中、もう一つの組織“ゲオルギウス会”が動き出す。“白鬼”とは何か?二つの組織の衝突の行方は?人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩が、いま語られる。
没落貴族・ディン家の一人息子・レジスは、前世でニートとして生きた記憶を保持していたため、幼子とは思えない大人びた思考で周りの人間を驚かせていた。生まれながらにして膨大な魔力を有していた彼は、メイド・ウォーキンスの手ほどきにより、その魔法の力を開花させていく。こうして十五歳となったレジスは、かねてより予定していた魔法学院への入学を果たすことを決意。「すべては病に倒れた母を救うため」決意を胸に秘め、推薦人のアレクサンディアとともに王都を目指す!懐かしい仲間との再会、新たな友との出会い、王都を牛耳る貴族の陰謀ー腐敗に満ちた学院で光と闇を見たレジスの運命は!?新規エピソードを追加した学院入学編、登場!!