隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった(1)
「こちらのお弁当は、どうして半額なのかと思いまして」一人暮らし二年目の高校生、片桐夏臣の隣室に黒髪碧眼の美少女が引っ越してきた。その少女、ユイは本物の貴族令嬢らしく、学校でのそっけない反応から付いたあだ名は「クーデレラ」。他人を頼ろうとしないユイだが、実はかなり世間知らずなところがあるのを知った夏臣は、彼女を手助けしていくことを決意する。「今日の晩御飯は…鶏のからあげ?」「鶏肉が安かったからな」「ん、夏臣のからあげ大好きだからすっごく楽しみ」お隣同士の立場から、甘々でじれったくなるような関係への日々が始まるー
関連ラノベ
「…私と夏臣の関係って、どう説明すればいいんだろう」一人暮らしの高校生、片桐夏臣と隣室に引っ越してきた黒髪碧眼の美少女、ユイが共に食卓を囲む日々は続いていた。学校では変わらずクーデレラと評されるが、夏臣の前では柔らかい微笑みを見せることが多くなったユイ。そんな二人の関係は、夏臣の親友がくれた花火大会のチケットをきっかけに変わり始める。「…デート?」「男女二人で花火大会に行ったらデートって言うだろ、普通は」お互いがお互いを大切に想い、居心地の良い関係だと自覚した時、二人の関係は更に甘さを増していくー 2021/05/08 発売
高校生の夏臣と隣室に住む美少女、ユイはお互いへの好意をついに自覚する。だが落ち着く暇もなく、福引で温泉旅行ペア券を当ててしまう。一緒に行きたい相手はすぐ隣にいるのだが、簡単に言い出せるわけもなくー 2021/10/08 発売
「俺が作った料理を幸せそうに食べてもらえるの、好きだなって思ったんで」一人暮らしの高校生、夏臣は留学生で隣室に住む少女、ユイに合鍵を渡して正式な交際を始めていた。季節も秋が過ぎ冬へと向かうころ、進路決定のため、将来はどんなことをしたいのか考える二人。夏臣の母親の急な来訪や、クリスマスのデートを経験して、ユイと過ごす日々が当たり前だけどかけがえのないものだと実感した夏臣は、ある決意を口にする。そんな時、ユイの姉ソフィアが再び来日して、ユイと一緒にモデルの仕事をすると言い出してー夏臣たちの親友、慶と湊にも進展が!?甘い日々が未来へと進む、第4巻! 2022/08/10 発売