教え子とキスをする。バレたら終わる。2
暮井先生との一件を経て、俺と桐原は一時的に離れはしたが元の“秘密の悪い関係”に戻った。ただ戻っただけじゃなく、互いへの想いをより深める形で。そんなとき、恩人で元カノの高神柚香ーユズが現れ、家に置いてほしいと頼み込んできて…。葛藤の末、恩を返すために条件付きで居候を認めるも、ユズはよりを戻そうとあの手この手で誘ってくる。迷いの中で桐原にも相談できず、我慢だけが積み重なっていきー。大切だからこそ、悩んで、抱えて、見えなくなる。それでもやっぱり大事にしたくて…。目を覚まし、桐原に解決策として相談したのは、俺と桐原の“同棲”だったー。
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「学校で自分が受け持つ生徒と密会。…興奮する?」桐原との誰にも言えない特別な関係は、俺が教師として森瓦学園に赴任したことがきっかけに始まった。学校では真面目で先生からの信頼も厚い生徒会長だが、二人きりのときはいたずらっぽく、甘えたがりで嫉妬深い。週末は彼女の家で食事を作り、一緒にゲームをして、まるで恋人のように甘やかす。弱みを握られていることで拒絶もできず、よくないとは思いながらも毎日少しずつ秘密を重ねていって…。「先生のことを好きって気持ち、すごく大きくなっているんだ」素直に気持ちをぶつけてくる桐原に、抑えていた想いも大くなっていく。バレたら終わりなのに、その意識が逆に拍車をかけていきー。 2023/07/07 発売