ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア13
語り継がれることのない破壊者の争乱、『狂乱の戦譚』の幕が閉じ、日常を取り戻しつつある迷宮都市。そんな中、喪失を経たレフィーヤは過去の自分と決別し、新たな力を求める。千の妖精が志すのは、『魔法剣士』。急激な成長、たゆまぬ研鑽の末の覚醒、誰よりも生き急ぐ少女に白き同胞の面影が重なり、アイズたちの心配が募る中、『その時』は訪れる。「学区が帰ってきたぞぉぉぉ!!」懐かしき学び舎にして、もう一つの故郷の帰港が、新たな始まりを告げる!これは、もう一つの眷族の物語、-“剣姫の神聖譚”。
関連ラノベ
港街で手がかりを得た“ロキ・ファミリア”は迷宮街『ダイダロス通り』の調査を開始する。敵の住処を突き止め、とうとう闇派閥の残党を追い詰めるアイズ達だったがー。「人造迷宮クノッソス…始祖傑作の礎となれ」かつてない闇の迷執が牙を剥く。呪われた血族、勇者への因縁、姿を現す最後の邪神、そして舞い戻る赤き髪の怪人。『悪』の巣窟が今、アイズ達に最大の危機をもたらす。「さようなら、“ロキ・ファミリア”。良い悪夢を」これは、もう一つの眷族の物語、-“剣姫の神聖譚”- 2016/12/15 発売
「言っただろ、雑魚は足手纏いだってな」ベート・ローガ。“ロキ・ファミリア”の中でも過度なほど実力主義を謳う一匹狼。人造迷宮撤退を受けて死者にさえ嘲笑を向ける彼は派閥から孤立するが…「いたぁー!ベート・ローガ!」突如アマゾネスの少女レナから猛烈な求愛により、なし崩し的に同居生活が始まってしまう!戸惑うベートだったが、彼女との交流が『牙』にまつわる記憶を喚起させ、己の過去と向き合うことになる。一方、その裏で静かに暗躍する死神の眷族達。仲間を奪った凶刃が今、再びベートのもとに迫ろうとしていたー。これは、もう一つの眷族の物語、-“剣姫の神聖譚”- 2017/04/15 発売
王国軍出兵。ベートの活躍によりアマゾネス狩りの事件を収束させたのも束の間、都市外からの侵略者の迎撃に乗り出す“ロキ・ファミリア”。強過ぎる冒険者達によって万の軍勢が蹴散らされていく中、ひょんなことから発せられた少女の問いが、リヴェリアの記憶の扉を叩く。「昔のアイズさんの話、聞かせて頂けないでしょうか?」それは、当時『人形姫』と謳われていた少女の秘話。追憶の欠片はハイエルフの想いを過去に飛ばし、一方で竜信仰の村に辿り着いた少女もまた在りし日の情景を追想するー。 2017/06/15 発売
「斬れなかった…モンスターを」ベルとの戦いを経て、失意に沈むアイズは思い悩んでいた。己の戦う意味、破られた誓い、怪物の涙。全てを自覚した上で少女はもう一度少年に会いに行く。「作戦開始はー十日後だ」そして時計の針は進む。迫りくる人造迷宮攻略作戦。垣根が取り払われた神々は結託し、冒険者達は意志を一つにし、異端の怪物達もまた、その運命の日に集う。待ち受ける闇派閥残党、人達、そしてー都市の破壊者。迷宮都市の命運をかけた戦いが今、幕を切る!これは、もう一つの眷族の物語、-“剣姫の神聖譚” 2019/01/15 発売
結論から言えば。それは語り継がれることのない物語だ。誰が勝ち、誰が負け、誰が生き、誰が死に、誰が吠え、誰が嗤い、誰が哭いたのか。そこに富と名誉はなく、倒れた者は歴史に名を刻むこともなく。誰の記憶にも残らぬまま、天の葬列に加わるのみ。けれど、『彼女達』は臨むのだ。巨大な悪に、邪悪極まる闇に。秩序のため、誇りのため、絆のため、『彼女達』はー冒険者達は最後の決戦に臨むのだ。「1000年の時を越えて、もう一度冒険者達が下界平和の礎となる!-ここに新たな神聖譚を記せ!!」これは、もう一つの眷族の物語、“剣姫の神聖譚” 2019/07/13 発売
「フィン、リヴェリア、ガレス!Lv.7到達おめや〜〜〜〜〜〜!!」“ロキ・ファミリア”三首領、都市最高位に到達すー。激震とともに走り抜けた一報に、都市が、学区が、そしてアイズたち冒険者が驚きと歓喜に包まれる。更なるステージに上り詰めるフィン達に多くの者が祝福の声を上げ、希望の未来を夢見る中、彼等の主神は提案する。「うちからのお願いや。後悔も喜びも思い出して、いったん、初心に戻らんか?」それはパルゥムの冒険。それはハイエルフの旅立ち。それはドワーフの雄飛。“ロキ・ファミリア”を生んだ、始まりの三人の物語が今、明かされる。これは、もうひとつの眷族の物語。-“剣姫の神聖譚”- 2023/03/15 発売