2002年10月10日発売
聖創学院に訪れた文化祭の季節。文芸部の面々も、会誌の作業に追われる日々を送っていた。そんな中、美術部の特別展示である『連作・鏡の中の七不思議』に、空目恭一らが遭遇した事件と明らかにリンクするモチーフが描かれていることを知った空目たちは、作者である八純啓のもとへ向かったが…!?超人気現代ファンタジー第6弾。
兄を慕ってファイターになったデュアン・サーク。相棒の羽トカゲ、チェックと一緒に迷子になっていた魔女の森で、ベテランファイターのオルバと、雪豹クノックを連れた魔法使いのアニエスと出会う。その後、ドラゴンの宝捜し、銀ねず城の魔王騒動、アサッシン殺しとの戦いなど、数々の冒険を経験。ファイターとしても人間としても大きく成長する。待望の第2部はー、改めてパーティを組んだデュアン、オルバ、アニエス。ランタン祭りでにぎわうエベリンで、思いもかけない大事件に巻き込まれて…。後世「伝説の勇者」と呼ばれる、ひよっこ戦士デュアンの新たな冒険譚、始動。
レレナの母の帰国騒動から1週間。その後も故郷ローマの母と電話で楽しげに会話するレレナを見て、幽霊少女・舞はひとり孤独感を味わっていた。そんな舞の前に現われたのは、カズマと名乗る少年だった。彼も舞と同じく惨たらしい死の後に幽霊となった存在。舞はカズマに悩みを打ち明け、次第に心を通わすようになる。しかし、カズマが舞に近づいた真の目的は別のところにあった。彼の体には幽霊の魂を狙う「魂食」が巣食っていたのだ。舞の運命は!?その時亮史は…!?第8回電撃ゲーム小説大賞「選考委員奨励賞」受賞作第3弾の登場。
シティ・神戸消滅から3ヶ月。北米のシティ・マサチューセッツは、簡易型「魔法士」量産に成功した研究機関「ウィザーズ・ブレイン・ファクトリー」と軍の、共同統治下にあった。「ファクトリー」の「魔法士」ディーは、破壊活動を行う遠距離攻撃型魔法士「光使い」を追ううち、セラという少女と出会い惹かれ合うようになる。セラの母マリアが自分の追う「光使い」とも知らずに…。その頃、かつて最強と謳われた「黒衣の騎士」黒沢祐一は、一通の手紙を手に、シティ・マサチューセッツを訪れる。滅亡へ向かう近未来を舞台に、物理法則すら操る「魔法士」たちの戦いを描く人気シリーズ第3弾。
「俺の…この能力は、一体何なんだ?」見たもの、味わったものの構造が瞬時にわかる少年・浅間健一。健一はその奇妙な力に疑問を持ちながらも、のどかな高校生活を送っていた。そんな彼の前にナサニエルと名乗る不思議な男が現われる。「その力が何なのか知りたくないかね?」ナサニエルが言うには健一の力は人工的なものであるらしいー。とまどう健一にナサニエルは告げる。「その力の答えが知りたければ私に付いてくるといい」。そして健一が見たものはー人々の心が荒みきった30年後の日本であった。そこには思いがけない出会いも待っていて…。話題の新シリーズ第2弾登場。
嵐の夜、銀之介にかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、雷と雨の音と、とても弱々な唐子の声だった。いつも元気溌刺な唐子がどうして?なんて銀之介が思っている時、突然電話が途切れた。胸騒ぎを覚え、風雨の中を唐子の家へと急ぐ銀之介。と、そこには停電による暗闇にひとり怯える唐子がいた。聞けば雷にまつわる悲しい思い出が…。嵐のため唐子の親父さんが旅先より帰宅できない中、徐々にいい感じになっていく二人。とうとう恋が決定的なものになるのだろうか!?人気シリーズ第9弾は、シリーズ完結に向け一気に加速!!読む者を、笑わせ、和ませ、切なくさせる。